先先週の週末、珍しく時間があったので「セブンイヤーズ・イン・チベット=Seven Years In Tibet」のビデオを借りてきて観ました。最近近所(といっても10キロくらい離れてる)のレンタル屋さんが店を閉めたので、久しぶりに隣町のレンタル屋さんに行ったのですが、店が小さいので置いてあるかどうか心配でしたが吹き替え版が1本ありました。

この作品はずっと以前に一度観ているのですが、細かい内容は覚えていませんでした。調べてみると97年の作品で、もう10年以上(←計算間違いでした、訂正しました)も経つんですね。

主演はブラッド・ピットで、ナチスドイツ占領下のオーストリア人の登山家がエベレスト登頂に失敗した後、紆余曲折を経てチベットにたどり着いて経験した手記を基に作られた映画です。まだ少年であったダライ・ラマとも親交が深く、機械いじりが好きだという生のダライ・ラマの姿を窺わせるシーンもありました。ドラマはのどかな国だったチベットが中国共産党軍の侵攻を受けて支配され、ほどなくして主人公がチベットを去るまでを描いています。ドラマとしても少し静かではありますが、まあまあ楽しめますので、興味がある方はぜひご覧下さい。

DVDの紹介・あらすじ→ http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30233/comment.html

チベットの現状については、私が今更ここで書かなくても皆さん良くご存知だと思いますが、そこで60年近く前に何が起きていたのか、改めて知っておくことは大事だと思います。

中国の四川省で起きた大地震、多くの方が亡くなりましたが、皮肉にも被害を受けた地域の多くにチベット人を含む小数民族が住んでいるそうです。改めて亡くなった被害者の方々のご冥福を心からお祈りします・・・合掌。