ぼやきです。
え~と、私の住んでいる地域は全国でも伝統的に(?)ガソリンが高い地域で、昨日から165円になってます。例の「暫定」税率再可決で5月1日からしっかり値上がり(というか税金が加算)しました。実は4月1日に税金分下がる前の3月28日に一旦値上がりして158円になってましたんで、今回は160円台のいくらになるのかと思ってましたが、大体予想通りでした。

私は通勤が往復で約110キロあります。で、4日に1回約40リッター満タンにします。ですから、今回のガソリン税の増減で、4日に1回づつ最低1000円の差が発生している計算になります。これが1カ月分となると・・・想像するだけでいやになります、ハァ。貧乏なのでハイブリッド車はおろか、燃費の良い中古車への買い替えも難しいし、完全に負のスパイラルに陥っているという状況です。

「エコ」「環境」というキーワードの前では、化石燃料を燃焼させることに罪悪感を抱かせる昨今ではあります。が、田舎では車なしでは生活出来ないのも現実です。我が家では一番近いスーパーやコンビニまで行くのに約10キロあります。後は駄菓子屋程度の小さな商店があるだけ(どんだけ田舎?)。また、環境問題の過渡期である現代では、エコ燃料生産のせいで食糧危機を生んだり、熱帯雨林の伐採に拍車をかけたり本末転倒の状況も発生しています。そんな中でバイオ燃料も石油会社と環境省で足並みが揃っていないアホな状況は野放し。

ちょっと話がそれましたが、基本的に暫定税率の復活はして欲しくなかった。税金の必要性も理解はしていますが、これだけ短期間にガソリン代が急激に値上がりしている中では、暫定税率云々以前に政府として国民生活を守るために何らかの根本的な対策を取るのがしかるべきなのに、そんな議論は横に置いて政党間の鞘当の材料として暫定税率のみがクローズアップされている状況を見ていて情けなく思いました。自民も民主もどっちもどっちで、結局は官僚の手の中で転がされてるだけなんでしょうね、きっと。

結局、このペースで行けばそう遠くないうちに、この辺りは全国でも先頭を切って200円台に突入するでしょう。また自動車税も払わにゃいかんし、秋には車検もあるので重量税も取られるし・・・ウチら都会のように地下鉄も電車もバスも無いし・・・車がなかったら税金払うための仕事にも行かれんし・・・もうそろそろ取り易いところからばかり取るのは止めにして欲しいもんだと怒っています。

ガソリン税や自動車関連税も老人医療制度も一旦やめにして、消費税を10パーセントくらいにした方がよほど公平ではないかと思います。ま、その前にわけの分からん特別会計とやらをクリアーにする必要があるでしょうけど。