新型コロナウィルスの蔓延が第四波に突入し、相変わらず、市が放送で外出自粛を呼び掛けています。

 

 そんな中なんですが、外はポカポカ陽気だし、運動不足解消のためと称して、いつものように軽く淀川の河川敷に散歩に出かけました。

 

 刈られた草も一面に芽吹き始め、ハトやムクドリ達がせわしなく餌をついばみ、ツバメが羽化した水生昆虫を狙って水辺を飛び交っています。

 

 道を歩いていると、ムクドリの集団が目の前の芝に舞い降りて来て、せっせと餌をついばみ始めました。それを眺めていた時のことです。ムクドリ達が突然、大慌てで一斉に飛び立った、と思った矢先、「シューーーー!!!」という、なんとも言葉では表現できないような風切音が一瞬聴こえたのです!!

 

 辺りに注意をはらうと、ムクドリよりも少し大きめの鳥が、ムクドリ達が逃げた方向とは反対側の川の方向へゆっくりと飛び去っていくのが見えました。

 

 「ハ、ハヤブサと違うん!!」

 

 いやあ~、年甲斐もなく興奮してしまいました。その鳥は大日に二棟ある大きなマンションの方角に飛び去っていきました。

 

 ここ、淀川の河川敷には、僕が確認しているだけでも、キジが普通に住み着いているし、ヌートリアや蛇やムカデやニホントカゲ、クワガタ、犬達が暮らしていて、まるで都会の中のオアシスのようです。そんなところに、ハヤブサが狩りにやってきても不思議ではないでしょう。

 

 いつか、実際のハヤブサの狩りの様子が観察できればなあ、と、また楽しみが増えたことがうれしかったのです。

 

 ※後で思い出したんだけど、淀川の芝生を散歩していると、時々鳥の羽が散乱しているのを見かけることがあったんですよね。今までは蛇やイタチの仕業かな?と思っていたんですが、ひょっとするとハヤブサの仕業だったりもするのかもしれません。