いえね、今日は会社が休みなんですよ笑。外は雨だし、家人達もいないので、心おきなくオーディオしているところです。

 

 昨日取り上げた、ジョージ・ピロスがカットしたIslandsの両面を、レコパックとLPレイザーでクリーニングし、通して聴いてみた。

 

 やっぱりすばらしい。ローエンドが伸び、全ての楽器は自然な質感で、弱音をマスターテープのまま(たぶんです)持ち上げず、ダイナミックレンジを広くとっている。

 

 B面最後にリハーサル風景が録音されているが、床を踏み鳴らす低音というか振動そのものが容赦なく飛び込んでくる。試しに英EGLP5で同じ部分を聴いてみたが、中高域は持ち上げられ(それはそれで明瞭にはなっているんですが。。)、ローエンドをおそらくはカットしていることが確認できました。

 

 このピロスカット盤の良さは、カジュアルなオーディオシステムではわからず、それなりのシステムで再生しないと全く評価されないどころか、逆に「音がおとなしくて悪い」という評価もありえるわけです。

 

 しかしながらオーディオファイルには、安く手に入るすぐれたアイテムとして是非ぜひオススメいたします。