ペドロ・アルモドバル



ここまでセンスが優れた監督が今までいただろうか?





色彩検定がスペインにもあるとしたら、彼は間違いなく1級だろう。(たぶん)


赤を中心にすべての色が鮮やかに描かれていて、


監督の色に対する意識が伝わってくる。





ストーリーは、彼らしくややアブノーマルな方向に傾いた作品ではあるが、


明るい希望が残る作品である。



女性のほうに支持されている作品らしい。


自分にとっては、少し監督の感性についていけない所があり、


違和感のようなモノが残ってしまった部分があった。



でも、面白かったので異性に問わず見てほしい。