抱いてもらっている時はとても幸せで、
胸がいっぱいで、
不安や怖さが全部消えていったように思うのに。
過ごしていくうちに、静かに、少しずつ、黒いものが私の心を埋める。
それがある時いっぱいになってから気付くのです。
「私はもう限界なんだ」ということに。
毎日、こうして仕事場で会えるようになって、
逆になにかを失ってしまったように思う。
虚勢を張っていなければ、関係ないよって顔していなければ、
そうしていなければ…私は直ぐに崩れてしまうのです。
素直に言うと約束したのに、
私は結局あなたには何も言えなかった。
あなたは言わせてもくれなかった。
ただ一言、
それとも優しく差し伸べてくれる手があれば、
まだ大丈夫で居られたかもしれない。
あなたの顔色を窺ってしまう私は…
云いたいことを隠して、だんだんと溜め込んで、真っ黒になって、
嫌な自分になって…落ち込んで…。
あなたはあの時、私の反応を窺うために逢いたいって言ったんでしょう。
私に逢いたいからじゃなく。
どうしてメールをくれなくなったんですか?
毎日メールが欲しいと伝えた時、「わかった」と言ってくれたのに。
あなたはいつも、あんな長い時間あの場所に居て、一体誰とどんな話をしているのですか?
私や会社の仲間には言えない弱音を、どこで誰に話しているのですか?
どうして奥さんと逢ってもいいよ、と平気で言えるのですか?
私はあなたのなんなのですか?