君と、どこまでも響け(33) | お山でイッパイ一杯なハートビート♡

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嵐の智くんと翔さん、要はお山ネタを中心に自己満足にて投稿しております(笑)。妄想話なんかも書いてみたり(≧▽≦)NEWSの増田くんと加藤くんも好きで、あまり同志の少ないシゲマス萌もたまに書き込んでます( ´艸`)なにわの丈橋も♡

   このお話は私たちの住む世界の実在する人物とは一切の関係はございません。どこかにある違う次元の世界のお話です。
(腐、BL要素を含みます。ダメな方はお戻りください。)





   そして朝を迎えた。

「ふぁ〜〜〜っ。」

   目が覚めてあくびと伸びをする。
昨夜スッキリさせたはずなのに、朝っぱらからやはり元気な一部分。
   まあ、朝のコレは男ならではの生理現象ではあるのだが…
   あながちそれだけとは言えないか…。
どうも大野君がせまってくるという、なんとも都合のいい夢を見ていたようだ。
   全くもって昨夜の行為の意味がない。

「はぁ〜、こんなんで今日大丈夫かなぁ…。」

   思わず口にしていた。

   スッキリしたようでしていない気分で一日が始まった。

   朝練に行くとやっぱり大野君は来ない。
これもいつもの事だけど(笑)。
来なくてよかったけど…
昨夜のアレで、まともに顔が見れないかも。
   というか、朝練の必要が無いほどの上手さだからね。それに、昨日教えてもらった情報によると、朝は苦手だから、行く気はあっても起きれないって言ってたし。

   朝練を終え、教室に戻ると…
チャイムが鳴る1分前、走る足音とともに大野君が入ってくるんだ(笑)。

「せんぱい、おはよー!
今日も無事に間に合いましたね〜。」

   毎朝必ず滝沢が先に大野君に話しかけるから、いつも俺は挨拶出来ない!   ちらっとアイコンタクトをとり、お互いクスッと笑う。
これが最近のお決まりになっている。
だけど、今朝は妙に照れ臭い。
昨夜の妄想の中の智くんの艶っぽい顔が浮かんできて、前を向いた智くんを多分いやらしい目でしばらく見ていた。

   ・・・・・・

   滞りなく授業が終わり、部活の時間を迎える。
やっぱり滝沢が大野君を引っ張って行く。
俺は悔しくも、どうせ部活が始まれば一緒に練習出来るんだからと言い聞かせる。
   俺はというと、村上と横山と一緒に部室まで行くのが毎日のパターンだ。

   部室に着くと全員が集まる頃に、部長、副部長から東山先生の練習メニューを聞く。
   ここでようやく大野君とまともに会話が出来るようになる。
…ほんと、ツライわ…。

   パート練習のための部屋へ向かいながら、岡田先輩たちに気付かれないように、俺から話しかけた。

「大野君、今日ほんとに行っても平気?」

   どうしても確信したくて、おそるおそる聞いてみる。

「うん、平気だよ。
…櫻井君、もしかして他に予定でも入った?
だったら無理しなくていいからね。」

   思いもよらぬ切り返しに、そんなもったいないことしてたまるか!   と慌てて否定した。

「無いから、予定なんて!」

   …思わず大きな声が出てしまった…
案の定、

「なんや、どうしたんや櫻井?」

   先に堂本先輩と一緒に歩いていた岡田先輩が振り向いた。

「////////…!」

   一気に顔が熱くなり赤くなっていくのがわかる。

「なんでもないよ、岡田っち。
クラスでの話に櫻井君が驚いただけだよ。」

   いぶかしげな顔で、

「ふ〜ん、そっか。」

   岡田先輩はそう言い、また前を向いて堂本先輩と話の続きをしながら歩いていく。
   そういえば渋谷の反応は…?
俺たちの後ろから、1人でついて来ている彼をちらっと見る…
   目があった。
口角をほんの少しだけ上げて俺を見た。
その反応が気になるが…

「大野君、フォローありがと。」

「ううん。練習のあとの事を話して、変に茶化されんのも嫌だしね。」

「そうだね、岡田先輩と堂本先輩ならぜったいに突っ込んで来るもんね。」

   そしていつもの練習メニューをこなし、東山先生による合奏も終え、いよいよ帰宅の瞬間がやってきた。

  さりげなくするために、居残り練習を2人でしばらくする。
村上と横山には先に帰ってもらった。
   滝沢のちょっかいをどう交わすか考えてたけど、意外とあっさり帰っていった。

   ほどなくして。

「櫻井君、帰ろっか?」

   〝ドキッ!〟

「う、うん、そうだね。」

   いよいよこの瞬間がやってきた。
緊張と不安が入り混じりながらも、期待に胸を膨らませていた。

 




                                                       続く