本日の先物取引情報 1月15日分
証券会社名
225 SELL
225 BUY
225 NET
TOPIX SELL
TOPIX BUY
TOPIX NET
ニューエッジ
13308
15282
1974
6425
5818
-607
BNPパリバ
5432
6688
1256
4186
4905
719
JPモルガン
243
1478
1235
2867
3356
489
Cスイス
0
1218
1218
1394
2080
686
モルガンS
4257
5270
1013
1788
2485
697
みずほ
2021
2890
869
1469
506
-963
三菱UFJ
1904
2739
835
1534
1615
81
フォルティス
3455
3984
529



シティG
138
414
276
1303
1842
539
ソシエテ
98
344
246



メリルリンチ
111
186
75



水戸
1269
1320
51
1231
1231
0
リテラクレア



0
629
629
SMBCフ



634
0
-634
光世



636
631
-5
そしあす



2061
2061
0
藍澤
1347
1341
-6
896
891
-5
カブドットコム
1212
1188
-24



アーク
982
954
-28
2065
2067
2
HSBC
226
193
-33



安藤
2101
2010
-91



SBI
1781
1680
-101



松井
2305
2150
-155



ドイツ
6530
6144
-386
7311
1996
-5315
ゴールドマン
2345
1884
-461
1897
2929
1032
UBS
9522
8780
-742
701
1147
446
バークレイズ
4601
3780
-821
3617
3687
70
楽天
944
0
-944



岡三
1223
0
-1223
966
963
-3
野村
5004
3677
-1327
1278
2837
1559
大和CM  
4235
2799
-1436
1027
1856
829
  本日の先物取引情報 1月14日分
証券会社名
225 SELL
225 BUY
225 NET
TOPIX SELL
TOPIX BUY
TOPIX NET
Cスイス
16
2764
2748
1307
2058
751
ニューエッジ
12329
13645
1316
6058
6079
21
JPモルガン
1012
2073
1061
3119
2243
-876
バークレイズ
3475
4165
690
2328
2839
511
みずほ
1012
1568
556
658
191
-467
UBS
7260
7722
462
1910
1783
-127
シティG
0
370
370
2571
1595
-976
三菱UFJ
1177
1468
291
2643
2693
50
藍澤
986
1127
141
669
669
0
野村
2314
2414
100
2868
2589
-279
モルガンS
3869
3903
34
2207
1256
-951
岡三
894
898
4
500
503
3
光世



564
567
3
SMBCフ



0
476
476
リテラクレア



0
456
456
そしあす



1441
1438
-3
ひまわり



501
515
14
アーク
1041
1040
-1
911
930
19
ゴールドマン
2676
2649
-27
2222
3279
1057
HSBC
434
300
-134



安藤
2297
2110
-187
659
649
-10
カブドットコム
1190
964
-226



SBI
1501
1229
-272



ソシエテ
446
101
-345



松井
2301
1932
-369



フォルティス
3212
2683
-529



メリルリンチ
1087
407
-680



ドイツ
5388
4563
-825
4741
3224
-1517
BNPパリバ
4691
3805
-886
2525
3624
1099
大和CM  
1414
142
-1272
2707
2967
260
本日の先物取引情報 1月13日分
証券会社名
225 SELL
225 BUY
225 NET
TOPIX SELL
TOPIX BUY
TOPIX NET
カブドットコム
0
1278
1278



フォルティス
4517
5016
499



松井
2572
3038
466



Cスイス
1986
2338
352
1175
3616
2441
バークレイズ
3550
3895
345
3376
2660
-716
みずほ
100
435
335
71
1083
1012
三菱UFJ
2045
2351
306
1397
1315
-82
大和CM  
1654
1808
154
3662
3218
-444
HSBC
32
91
59



SBI
1761
1811
50



安藤
2491
2530
39



ドイツ
5880
5893
13
3178
1711
-1467
岡三



1108
1322
214
光世



776
790
14
リテラクレア



842
842
0
そしあす



2395
2395
0
アーク
2170
2168
-2
2382
2356
-26
水戸
1226
1219
-7
1127
1127
0
モルガンS
2631
2576
-55
2861
2441
-420
シティG
419
309
-110
697
697
0
藍澤
1847
1710
-137
1131
1136
5
JPモルガン
1838
1636
-202
3321
3762
441
UBS
12675
12417
-258
2250
2169
-81
BNPパリバ
5635
5293
-342
2951
2586
-365
ソシエテ
553
174
-379



ニューエッジ
15490
14807
-683
7339
8756
1417
メリルリンチ
1485
355
-1130
764
0
-764
ゴールドマン
3525
1966
-1559
4789
5096
307
野村
4139
2208
-1931
3369
2718
-651































































①、NYのWTI原油の先週のチャートがカギ足陰転・週足も悪く成りここで原油相場が少しでも下降局面に突入すれば経済面や株式相場に大きなインパクトを招く可能性は大でしょうね。相場は厭く抜けから反騰相場へ向かうか。

②、 ◎売り十法
其の壱:大商いは逃げるが勝ち!異常な出来高を伴っても上がらない場合は即刻売り。
其の弐:出来高のピークが減少し始めたら即刻売り。
其の参:株価急騰時の売場は一日か二日しか無い。
其の四:理想的な売場は出来高急騰後の三日目の前場10時頃。
其の伍:儲けは腹八分、損切二分とゆめゆめ素天井で売ろうとするな。
其の六:銘柄が総花的に上がってきた時は手仕舞い売りのみを考えよ。
其の七:上手も下手も「売場」で決まる。「利食い千人力」「投げ万人力」を忘れるべからず。
其の八:天井三日、底百日、売りそびれたら三ケ月待たなければならない。
其の九:己の買値を基準に相場を張るな相場全体を見て張れ。
其の十:相場の金と凧の糸は出し切るな。3、

③,  ◎買い仕込み十法
其の壱:出来高の増加に注意する。特に出来高が3、4日連続している銘柄をマークすること。
其の弐:終値が徐々に上がる銘柄をマークせよ。
其の参:玉仕込みが終了すると一旦は振るい落としに入る。これは余計なチョウチンを払うもので

通常は1割から2割程度まであるが、それ以上は売り逃げたと判断すべし。
其の四:株価の天井圏の推移は概して高値ツラ合わせが多い。ツラ合わせの時の出来高が以前の

高値出来高よりも上回った時は、ほぼ大天井だが下回って抜いた時は絶好の戻り売り天井構成を売れ。
其の伍:仕手株や、材料株の初押しは買い、第一弾買いは味付け買いをして様子を見、

押しが入ったら第二弾買いの二段戦法買い。
其の六:株価の節目で売買するな。買いたい場合は節目(三十円とか三十五円)より二、三円上を

指し値、売りたい場合はその逆を。
其の七:理想的な買い場は後場の2時過ぎ頃。
其の八:仕手株は順張り投資、優良株は逆張り投資。
其の九:仕手筋の流す情報、目標値は信じるべからず
其の十:上昇時は前日より出来高は必ず増加の事下げ時は前日より出来高必ず減の事が正常成り


--------------------------------------------------------------------------------------

豆知識

SQの二日前は安い


異常な出来高あり,上がらない場合即刻売り



=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

堅調ながらも今一つ盛り上がりに欠け、上値の重い展開

日経平均            15,571.62 (△66.44)
日経225先物         15,560 (△50 )
TOPIX            1,593.22 (△ 6.26)
単純平均             477.15 (△ 0.31)
東証二部指数           4,417.30 (△31.43)
日経ジャスダック平均       2,353.28 (△11.28)
東証マザーズ指数         1,504.25 (△33.18)
東証一部
値上がり銘柄数         1,049銘柄
値下がり銘柄数          550銘柄
変わらず             96銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           87.36%  △2.92%
売買高            16億0958万株(概算)
売買代金        2兆1370億8900万円(概算)
時価総額          506兆8547億円(概算)
為替(15時)          114.60円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国市場はもたついた動きとなり、原油価格も上昇していたことや先
週末の大幅高の反動から売り圧力も強いのかと思われたのですが、寄り付き前
の外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が3日連続で買い越しと
なったことや日銀短観がほぼ予想通りとなったことを好感し、先週末の地合い
を引き継いで買い先行の始まりとなりました。それでも積極的に買い上がると
いうよりは売られすぎた分を取り戻し、戻り売りをしっかりとこなす、という
ような感じで上値も重い展開となりました。

 昼の市場外取引がやや買い越しと伝えられたこともあって、後場になって買
い進まれる場面もあったのですが、目先筋の利食い売りや戻り売りも多く上値
も限定的となって、下がれば買い、上がれば売りといった方向感のない展開と
なりました。米国市場での底割れ感が薄れたことから日本市場でも買い安心感
も出ているようです。「ゼロ金利解除」も織り込まれているのかどうか意見の
分かれるところですが少なくとも押し目買い意欲は出てきているようです。

 小型銘柄もしっかりした動きとなり、ようやく底入れ感も出てきたようです。
ここまでの戻り過程でも主力銘柄よりも戻りも鈍かったのですが、本日はしっ
かりと戻りを見せ、主力銘柄と遜色のない動きとなっています。ようやく、個
人投資家などの動きも出て来たのかもしれません。先物へのまとまった売り買
いも散発的には出るのですが、方向感を出すまでにはいたらず、仕掛け的な売
り買いというよりは目先的なディーリングの動きが主体という感じでした。

 本日から7月相場ということで、ディーラーなども動き易かったのでしょう
が、その割りには様子見気分が強く盛り上がりに欠けるような展開でした。米
国での底割れ感が薄れたことで買い安心感は出たものの、しっかりと買い上が
るだけの材料には欠け、まだ疑心暗鬼の中での売買となっている、と言うこと
なのでしょう。


(投資情報センター 清水洋介)




短期的には目標達成感、一旦下値を試す展開か

 本日の日経平均は66.44円高の15571.62円で取引を終了した。寄り付き前に発表された
日銀短観が予想通りだったことや、外資系証券の寄り付き前の注文状況が3日連続買い越し
だったことなどから買い安心感が強まる状況。主力株中心に買い先行の展開となった。し
かし、買い一巡後は短期的な過熱感や目標達成感が強まったことなどから、戻り待ちの売
りが優勢。積極的に上値を買い進む動きにはならなかった。業種別東証株価指数では非鉄
金属、証券商品先物などが上昇、電気・ガス業、医薬品などが下落となった。
 本日、全体相場を牽引したのは、ソフトバンクであった。昨年12月につけた高値期日を
通過したことで需給不安が後退。取り組み妙味も高まっており、個人投資家を中心に値幅
取り狙いの買いが集中した。また、NY金先物相場の上昇を受けて、住友鉱などの非鉄金
属株も賑わう展開。一方、輸出関連株は総じて上値が重い展開。円相場が1ドル=114円台
半ばでの推移となっており、企業業績に悪影響を与えるとの見方が強まった。
 日銀短観を無難に通過したことで、7月13日-14日に予定されている日銀金融政策決定
会合でゼロ金利を解除する可能性が高まってきている。しかし、一部には「景気の腰折れ
を招くのでは・・・」との見方もあり、解除に慎重な姿勢を採らざるを得ない状況にもな
っている。また、依然として福井日銀総裁の進退問題も燻っており、早期解除に向けては
懐疑的な見方は多い。市場が解除を織り込むまでには相当の時間を要すると思われ、今後
の日銀関係者・政府要人の発言には注意が必要のようだ。
 日経平均は本日の上昇によって、上方に空いている窓の大半を埋める形となった。ロー
ソク足での天井到達感は乏しいものの、値幅面での限界値には達した様子。一旦戻り売り
を出す局面であり、一時的に下ブレする展開を想定したい。その際、下値メドとなるのは
下方に空いている窓(15137.58円-15333.10円)であり、約300円程度の下落余地が生じ
ている状況。一旦5日移動平均線もしくは25日移動平均線付近まで調整する可能性が高
く、ここで押し目買いポイントを探る動きとなりそうだ。「登山の前に、海岸に置き忘れ
た靴を取りに戻る。」といったイメージか。
  (黒岩 泰)



=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

米国株高を受けて大幅高だが上値も重い

日経平均            15,505.18 (△384.03)
日経225先物         15,510 (△380 )
TOPIX            1,586.96 (△ 39.21)
単純平均             476.84 (△ 9.70)
東証二部指数           4,385.87 (△ 27.59)
日経ジャスダック平均       2,342.00 (△ 13.02)
東証マザーズ指数         1,471.07 (△ 21.99)
東証一部
値上がり銘柄数         1,443銘柄
値下がり銘柄数          187銘柄
変わらず             65銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           84.44%   △1.23%
売買高            16億5116万株(概算)
売買代金        2兆5071億2100万円(概算)
時価総額          504兆5684億円(概算)
為替(15時)          114.50円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅高となったことから買い先行で始まり、大幅高となりました。
昨日に続き外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝
えられたことも底入れ感を加速させ買いを急がせる動きとなったようです。た
だ、週末、月末と言うことに加え、来週初めには日銀短観の発表を控え、買い
一巡後は積極的に買い上がる動きも一段落となり、上値の重くなる場面もあっ
たのですが、引け際には買戻しや月末・期末の「お化粧買い」もあって高値圏
での引けとなりました。

 後場に入っても押し目買いは入るものの積極的な買いはあまり見られず、上
値の重い展開は続きました。主力銘柄を中心に割安感の強かった銘柄も多く戻
り売りを急ぐような動きにはならないのですが、週明けに日銀短観の発表を控
えていることもあって、買いも慎重になっているような感じでした。為替が円
高に大きく振れたことも米国金利の低下が起因しているとわかってはいても積
極的に輸出関連銘柄を買い上がるのをためらわせる一因となっていたようです。

 小型銘柄は選別色が強く、堅調ではあるものの積極的な買いが手控えられる
ものが多く、上げも限定的となりました。東証マザーズ指数は堅調となったも
のの日経ジャスダック平均や二部株指数はもたついた上値の重い展開でした。
先物のまとまった売り買いも散発的に見られたのですが、米国市場の大幅上昇
や為替の変化に比べてインパクトに欠け、方向感を出すような展開にはなりま
せんでした。

 米国FRB(連邦準備理事会)の態度がある程度はっきりしたことで底割れ
感はなくなったようですが、まだ、日銀短観の発表を控えていることや「ゼロ
金利解除」の問題などもあって、買い一辺倒とはいかないようです。戻り売り
をこなしながらしっかりとした動きが続くと言う感じではないかと思います。

(投資情報センター 清水洋介)



上放れ、ステージは“海”から“山”へ

 本日の日経平均は384.03円高の15505.18円で取引を終了した。米連邦公開市場委員会
(FOMC)後の声明を受けて、米国株式相場が大幅高。これを好感する形で、東京株式
相場も大幅高となった。日経平均は窓を空けて上昇しており、一気に上昇スピードを速め
る形。5日移動平均線と25日移動平均線とのゴールデンクロスも実現しており、先高観の
強いチャート形状となっている。業種別東証株価指数では全セクターが上昇。特に鉱業、
不動産、輸送用機器などの上昇率が大きかった。
 本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を受けて大幅高となった。米FOMCに対す
る警戒感が強まっていただけに、アク抜け感が台頭。市場に買い安心感が強まった。来週
始めに日銀短観を控えているものの、投資信託の買いなどで最終的には強含む形。ローソ
ク足では大陽線が出現しており、上値余地が残されていることを示唆している。
 ポイントとなっていたのが、日経平均の上方の窓(15507.78円-15622.75円)を埋める
かどうかということ。本日の上昇でその一部を埋めており、“達成感”が漂う状況にもな
っている。ただ、もみ合い相場から上放れたことで、買い圧力が強いことを示唆。本格的
な上昇相場に突入したと考えられ、この先十分な上値余地が残されている可能性もある。
株価水準が上昇したことで、信用買い方の評価損も急激に減少。リスク許容度が徐々に増
しており、今後は積極的な買いが期待できそうだ。
 本日の上昇によって、6/28の下落が“ダマシ”であったことが明確となった。大津波の
前の“引き潮”であった可能性が高く、この下落によって需給が改善。25日移動平均線を
突破できたと考えられよう。6/14の安値(14045.53円)とした上昇相場が継続しているこ
とを示唆しており、上値余地は十分に残されている様子。一時的に本日の上昇で空けた窓
(15137.58円-15333.10円)を埋める可能性もあるが、基本的には“強気相場”であると
認識したい。東京株式相場は「海」から「山」へとステージを移したものと思われる。
  (黒岩 泰)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

米国株高、外国人の買い越し基調を受けて主力銘柄中心に大幅高

日経平均            15,121.15 (△235.04)
日経225先物         15,130 (△210 )
TOPIX            1,547.75 (△ 20.24)
単純平均             467.14 (△ 2.96)
東証二部指数           4,358.28 (△ 32.49)
日経ジャスダック平均       2,328.98 (△ 4.73)
東証マザーズ指数         1,449.08 (△ 21.90)
東証一部
値上がり銘柄数          963銘柄
値下がり銘柄数          642銘柄
変わらず             90銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ            83.21%  △2.21%
売買高            14億2874万株(概算)
売買代金        2兆0903億9200万円(概算)
時価総額          491兆8400億円(概算)
為替(15時)          116.45円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調となったことやシカゴ市場(CME)の日経平均先物が15,000円
を超えていたことに加え、寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人
売買動向(外資系13社ベース)が久しぶりに買い越しとなったことから買い先
行の始まりとなりました。寄り付き前に発表になった5月の鉱工業生産指数が
予想を下回ったことで上げ幅を縮小して始まったものの、目先筋の買戻しや鉱
工業生産指数が下ブレしたことでゼロ金利解除が遠のくのではないかと見た向
きの買いも入り、大幅高となりました。

 いったん買いが先行となるとご多分に漏れず買い急ぐ動きとなり、また、買
わなければいけないという材料を探す動きとなったところで昼の市場外取引も
買いが優勢と伝えられたことで後場に一段高となりました。米国でのFOMC(公
開市場委員会)の結果を待たずに先走りとなった感もありますが、ある程度の
ところまでは織り込んでいるものと考えた向きも多かったのかもしれません。

 主力銘柄が堅調となる一方で小型銘柄は目先的な売買に終始し大きな動きと
はなりませんでした。ここのところ底堅い動きとなっていただけに逆に改めて
買い急ぐ動きもなく、おとなしいものが多かったものと思われます。先物への
まとまった売り買いも散発的には見られたのですがこれもまた、「いつもと同
じように」追随する動きも限定的となり、方向感を転じさせるような動きには
なりませんでした。

 米国市場の動きが気になるところですが、織り込んでいると思われる部分も
多く、予想される範囲内の発表であれば案外あく抜け感も出てくるのかもしれ
ません。米国市場で「スタグフレーション」になってもインフレよりもましだ、
などという動きに成らない限り堅調な動きが続くのではないかと思います。

(投資情報センター 清水洋介)


大幅反発も、目標達成感は強い

 本日の日経平均は235.04円高の15121.15円で取引を終了した。昨日の米国株式相場が上
昇したことに加え、外資系証券の寄り前の注文状況も9営業日ぶりの買い越し。朝からリバ
ウンドムードが高まる状況となっており、買い先行の展開となった。その後も売り方の買
い戻しなどを交えながら、一段高の展開。終値ベースでは5日移動平均線(15091.10
円)、25日移動平均線(15099.79円円)の両移動平均線を突破しており、先高観の強いチ
ャート形状となっている。業種別東証株価指数では、水産・農林業、小売業、空運業など
が下落。その他のセクターはすべて上昇となった。
 米国株式相場の上昇を受けて日経平均は買い先行の展開となった。昨日の急落の反動も
あり、最終的には上昇幅は200円を超えた。しかし、高値圏での売り圧力は強く、上昇幅
は限定的。後場に入ってからは伸び悩む格好となっており、この近辺が上値抵抗線として
機能していることを示唆している。
 終値ベースでは、5日移動平均線、25日移動平均線の両線を突破できたものの、ゴール
デンクロスは完成していない。微妙に「上値が重い」ことを示唆しており、それほど強気
になれない状況となっている。既に上方に空いていた窓(14998.01円-15095.11円)を完
全に埋めており、目標達成感の強いチャート形状。戻りの限界値を迎えており、これ以上
の上値余地は乏しいと考えたい。
 日本時間の今晩まで、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されている。市場の大
方の予想は「0.25%の利上げ」であり、株式市場は既にその中身を織り込んでいる様子。
よほどのサプライズ(0.5%の引き上げなど)がない限り、相場は大きな変化を見せない
であろう。ただ、重要イベント通過となれば、市場には買い安心感が台頭する。不透明感
が解消することで買い優勢の展開になり、その後の声明文を含め、注視したいポイントで
はある。また、明日は国内でも消費者物価指数が発表される。市場予想は前年比0.6%の
上昇であり、この内容次第では日銀のゼロ金利解除のタイミングに大きな影響を与えるか
もしれない。市場予想を上回った場合には「早期の利上げ→株価下落、円高」、市場予想
を下回った場合には「利上げ先送り→株価上昇、円安」になると判断したい。
 本日の日経平均は再び15000円台での終了となった。しかし、上値の重さは明確となっ
ており、上値余地は乏しいと考えたい。目先は下方に空いている窓(14713.43円-
14812.17円)を埋める公算が大きく、一時的な“引き潮”が起こる可能性が高いと思われ
る。押し目買いのチャンスは再び訪れそうであり、その時期を待ちたいと考える。
  (黒岩 泰)



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相場概況
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買い手控え気分の強い中、米国株安を受けて大幅安

日経平均            14,886.11 (▼285.70)
日経225先物         14,920 (▼210 )
TOPIX            1,527.51 (▼ 21.86)
単純平均             464.18 (▼ 6.63)
東証二部指数           4,325.79 (▼ 26.53)
日経ジャスダック平均       2,324.25 (▼ 8.10)
東証マザーズ指数         1,427.18 (▼ 10.72)
東証一部
値上がり銘柄数          212銘柄
値下がり銘柄数         1,429銘柄
変わらず             54銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           81.00%  ▼ 7.16%
売買高            14億6662万株(概算)
売買代金        2兆0124億3200万円(概算)
時価総額          485兆7141億円(概算)
為替(15時)          116.26円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅安となったことや外国人売買動向(外資系13社ベース、市場
筋推計)が引続き売り越しとなったこと、シカゴ市場(CME)の日経平均が大幅
安であったことから売り先行で始まり、軟調となりました。先物へのまとまっ
た売りに下げ幅を広げる場面も多く、市場のセンチメントが悪いなかで「戻れ
ば売り」という感じで終始軟調となりました。

 米国でのFOMC(公開市場委員会)を控えて金利や米国株式市場の波乱が予想さ
れ、その波乱を嫌ってポジションを減らしたり、ヘッジから売り急ぐ向きもあっ
たようです。直接足元の業績などへの反応ではなく米国市場や米国でのイベン
トに過剰反応となったような感じです。それでも値がさ銘柄に軟調なものが多
いのですが小売株の一角や好業績銘柄には堅調なものもあり、銀行株など主力
銘柄にも底堅いものも散見されました。

 小型銘柄も軟調なものが多かったのですが、主力値がさ銘柄ほどの下げはな
く底堅い動きとなりました。ある程度売り尽くした面もあり、下値を売り叩く
動きにはなり難いようです。先物にもまとまった売り買いが散発的に見られま
したがそれほどむきになって追随するような動きもなく、寄り付きから大きく
売られたあとは比較的値動きに乏しい展開となりました。

 米国発で大幅安となりましたがFOMC後のFRB(連邦準備理事会)のコメント次
第で上にも下にも行き易くなっているのではないかと思います。皆が同じ指標
に注目し同じ行動をしているのでここから上がるにしても下がるにしても米国
FOMC次第、ひいてはFRB次第と言うことになるのでしょう。

 (マネックス投資情報センター 清水洋介)


重要イベントを控えて買い手控えムード強い

 本日の日経平均は285.70円安の14886.11円で取引を終了した。前日の米国株式相場の急
落やエルピーダの大型増資の報道などを受けて、売り先行の展開。FOMCやCPIなど
の重要イベントを控えていることもあり、見送りムードの強い相場展開となった。日経平
均はもみ合い相場から下放れており、弱気相場に転じたことを示唆。5日移動平均線と25
日移動平均線によるゴールデンクロスも直前で回避される公算が大きく、投資家心理を悪
化させている。業種別東証株価指数では、その他金融業を除き、全セクターが下落。特に
ゴム製品、証券商品先物などの下落率が大きかった。
 日経平均は窓を空けて下落したことで、弱気のチャート形状へと転換した。下値支持線
であった5日移動平均線(15094.01円)もあっさりと割り込んでおり、下値不安が高まる
状況となっている。ローソク足では陰線が出現しており、先安観の強いチャート形状。今
晩の米国株式相場が続落となれば、さらに下値を試す展開が予想される。
 6/23時点での三市場信用評価損益率は-14.35%に改善した。ただ、前週からの改善幅は
1.00ポイントに留まっており、需給改善スピードが鈍化したことが窺える。信用買い残は
依然4兆8000億円程度残されており、株価水準が切り下がれば、再び処分売りの動きが強
まる可能性がある。
 今後焦点になるのは、FOMCなどの重要イベント通過で“アク抜け感”が強まるかど
うかであろう。本日の下落の一因として日米金融政策に対する不透明感が挙げられ、投資
家心理にマイナスの影響を及ぼしている。7月3日の日銀短観発表まで引き続き警戒感が残
るのか、それとも順次アク抜け感が強まるのかが焦点となりそうだ。また、福井日銀総裁
の進退問題、北朝鮮の「テポドン2」の状況に変化があれば、株式相場はビビットに反応す
ることになろう。
 本日の急落によって、6/14の安値(14045.53円)を底値にした短期リバウンド相場が終
了した可能性がある。約2週間ほどの上昇相場であったが、相場が出した結論は結局「下放
れ」であったと解釈せざるを得ないであろう。目標としていた上方の窓(15507.78円-
15622.75円)を埋めるシナリオは一気に後退しており、今後は6/14の安値を死守できるか
がポイントとなる。ホンモノの2番底を確認できるかも焦点となっており、過度な期待感は
禁物であると考えたい。「上陸したと思ったら、大波にさらわれた。」――そんな印象が
拭えない相場展開だ。
  (黒岩 泰)

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相場概況
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終日方向感のない展開が続き商いも閑散

日経平均            15,171.81 (△19.41)
日経225先物         15,130 (▼10 )
TOPIX            1,549.37 (△ 0.40)
単純平均             470.81 (△ 0.37)
東証二部指数           4,352.32 (△10.84)
日経ジャスダック平均       2,332.35 (▼ 1.72)
東証マザーズ指数         1,437.90 (△18.70)
東証一部
値上がり銘柄数          869銘柄
値下がり銘柄数          688銘柄
変わらず             131銘柄
比較できず            9銘柄
騰落レシオ           88.16%  △5.89%
売買高            14億7086万株(概算)
売買代金        1兆8464億8900万円(概算)
時価総額          492兆8304億円(概算)
為替(15時)          116.23円/米ドル

◆市況概況◆

 ほとんど動きのない、方向感のない相場となりました。米国FOMC(公開
市場委員会)を控えて・・・、と理由付けがされていますが、先行きへの不透
明感と目先的な底入れ感から方向感のない相場展開となったのではないかと思
います。目先的に売られすぎた部分の修正はある程度終了したことから、積極
的な買いも見当らず、売るべきものは売ったといった売り一巡感から下値を売
り叩く動きにもならなかったものと思います。

 朝方は米国株高を素直に好感する動きもあったのですが、外国人売買動向
(市場筋推計、外資系13社ベース)が引き続き売り越し基調にあることから、
外国人売りへの懸念は払拭されず、上がれば売りといった状況でした。それで
も先物へのまとまった売り買いも少なく、散発的にまとまった売り買いが入る
と指数が振らされる場面もあったのですが追随する動きもなく、一方向に大き
く動くことはありませんでした。

 消去法的に小型銘柄の出遅れ感の強い銘柄に物色されるものがあり、そういっ
た目先的に値動きのいい銘柄に物色の矛先が向かったことから、東証マザーズ
指数は大幅高となり、比較的小型銘柄の動きを表す指数は堅調となりました。
相場全体の手詰まり感を如実に表していたものと思います。先物へのまとまっ
た売り買いも散発的には見られたのですが、目先的な小掬い商いが多いようで
方向感を出すまでには至りませんでした。

 オピニオンリーダーというか相場の方向性を指し示すような投資家がいない
とこういった方向感のない相場展開となって来るのでしょう。押し目では買う、
戻りでは売る、動きはあるものの、積極的に自ら高値を買おう、安値を売ろう
という動きはないのです。腰の据わった買いも目先筋の大きな売り買いも入り
にくく、また多少の積極的な売り買いが出たところでその動きに追随するよう
な環境ではなかった、と言うことなのでしょう。

 (マネックス投資情報センター 清水洋介)


膠着感は強いが、上昇期待は大きい

 本日の日経平均は19.41円高の15171.81円で取引を終了した。朝方から方向感の乏しい
展開となっており、日経平均は終始小幅な値動き。週末に重要イベントを控えていること
もあり、投資家の様子見ムードは一段と強まった。しかし、終値ベースでは25日移動平均
線(15163.54円)を突破しており、重要な節目を取り払った状況。5日移動平均線
(15045.64円)とのゴールデンクロスも視野に入っており、先高観の強いチャート形状と
なっている。業種別東証株価指数では、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス業などが上昇、陸運
業、不動産業、ガラス土石製品などが下落となった。
 全体的に小幅な値動きとなったものの、主要株価指数は連日の上昇。ジリジリと上値を
切り上げており、買い圧力が徐々に強まっていることを示唆している。日経平均の日足チ
ャートはかなり煮詰まっており、一気に上放れの期待がかかる状況。上昇エネルギーは相
当に蓄積されている様子であり、目先上方に空いている窓(15507.78円-15622.75円)に
向けて騰勢を強めそうだ。
 ポイントになるのは、29日のFOMC及びその後の声明文であろう。そして30日の消費
者物価指数の発表も重要なイベントとして意識されている。日米金融当局の指針が明らか
になれば、不透明感が解消。株価上昇につながると考えられる。懸念されていた信用需給
の問題も、一時期の危機的な状況を脱しており、需給改善期待が高まっている。株価水準
のもう一段の上昇があれば、投資家心理は一気に強気に傾くであろう。
 本日の東京株式相場は「木工用ボンドで足下を捕られているような相場」であった。何
とも重苦しい雰囲気のなか、徐々に身動きが取れなくなってきているからだ。ただし、時
間が経過すれば、その接着剤も完全に固まることになる。そのタイミングで強い力で引っ
張れば、いとも簡単に離脱できるはず。その契機となるのがFOMCやCPIの発表など
であり、この膠着相場を打破する劇薬として作用しそうだ。週末にかけて強い力で上方に
引っ張られる展開を期待したい。
  (Fisco 黒岩 泰)

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相場概況
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様子見気分が強く、目先的な売買が中心で方向感のない展開

日経平均            15,152.40 (△28.36)
日経225先物         15,140 (△40 )
TOPIX            1,548.97 (△ 3.40)
単純平均             470.44 (△ 0.43)
東証二部指数           4,341.48 (▼ 1.47)
日経ジャスダック平均       2,334.07 (▼ 3.13)
東証マザーズ指数         1,419.20 (▼24.56)
東証一部
値上がり銘柄数          754銘柄
値下がり銘柄数          825銘柄
変わらず             116銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           82.27%  △2.51%
売買高            15億0089万株(概算)
売買代金        1兆8814億5900万円(概算)
時価総額          492兆7336億円(概算)
為替(15時)          116.37円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国市場が軟調であったことや引き続き外国人が売り越し基調にある
と伝えられたことで、売り先行となりました。それでも先物もシカゴ市場(C
ME)の終値にさや寄せするように底堅い動きとなり、日経平均15,000円を意
識した始まりとなりました。前場の引け際には仕掛け的な売りに値を崩し、下
げ幅を広げ、後場に入ってからも軟調な地合いが続きましたが、下値を売り叩
く動きもなく比較的底堅い動きが続きました。

 後場の寄り付きからの売りが一巡したところからは底堅さを確認したかのよ
うに先物にまとまった買いが断続的に入り、いったん底入れ感が出てくると買
い戻しも入り、一段高となる場面も見られました。米国でのFOMC(公開市
場委員会)を始め先行きの見通しが読み難いなかでは積極的に買い上がる動き
も限定的となり、いったん上値の重さが確認されると今度は目先筋の売りがか
さむ、といった展開となり、結局は小幅高で取引を終えました。方向感のない、
目先的な動きが中心の相場展開となりました。

 小型銘柄は目先的な利食い売り、戻り売りに押されるものが多く、軟調なも
のが目立ちました。一時期のように積極的に買い上がり、その値動きの良さを
見た買いが入り買い方の回転が効く、というよりは目先筋の回転が一度止まっ
てしまうとすぐに見切る動きとなるような感じで、方向感の出難い展開となっ
ています。先物には仕掛け的な売り買いが入るのですが、追随する動きも皆無
というわけではないのですが、限定的となっておりこれもまた方向感の無い動
きです。

 先行きの景況感や金利動向に確信の持てない中では目先的な動きが多くなる
ようです。こうしたところではしっかりと見極めて好業績銘柄の押し目を焦る
ことなく拾っておくか、あるいは目先的な動きとして割り切って「乗って」行
くしかないのでしょう。中途半端にしたり顔で決め付けて動くよりは目先の情
勢の変化を敏感に読み取り、機敏に対処できるようにしておくことが大切なの
ではないでしょうか。

(マネックス投資情報センター 清水洋介)

25日移動平均線は突破ならずも、上昇前夜か

 本日の日経平均は28.36円高の15152.40円で取引を終了した。先週末の米国株式相場が
軟調に推移したことで売り先行のスタート。その後一時下落幅を拡大させる場面もあった
が、後場に入ってからは一気に切り返す展開となった。主力銘柄に対して海外ファンドの
買い観測や売り方の買い戻しなどが入っており、先高観が強いチャート形状。業種別東証
株価指数では不動産、鉄鋼、パルプ・紙などが上昇、その他金融、空運、小売などが下落
となった。
 本日の日経平均は小幅高となったものの、終値ベースでは25日移動平均線(15180.63
円)を突破することはできなかった。同移動平均線は5/9以来、強力な上値抵抗線として
機能しており、下落相場のリード役となっている。このラインを突破できるかどうかが焦
点となっており、本日突破できなかったということは下落相場が継続している可能性を示
唆している。
 しかし、下方からは5日移動平均線(14940.96円)が上昇しており、有効なサポートラ
インとして機能。両移動平均線によるゴールデンクロスが視野に入っており、一気に上昇
スピードが加速する可能性がある。本日は小幅な値動きに留まったのも、エネルギーを蓄
積している可能性は高く、本日の動きはいわば“上昇前夜”であると考えたい。一旦節目
を突破すれば、加速度的に買い注文が入り、上方の窓(15507.78円-15622.75円)を埋め
る動きとなりそう。
 今後は日米金融当局の動向が注目される。特に29日のFOMCの結果、及びその後の声明文
に対する注目度は高まっており、東京株式相場も大きく左右されそうだ。市場では0.25%
の利上げが織り込まれており、その後に発表される声明文で利上げ打ち止め感が出るかも
焦点となっている。また、日銀のゼロ金利解除のタイミングが近づいているとの見方が強
まっている。ただし、福井日銀総裁の村上ファンド問題が解決しておらず、日銀は利上げ
に踏み切りにくい状況となっている。今後は日米金利差がどのように動くのか、そして円
相場はどう反応するのか、結果として輸出関連企業の業績にどのように影響するなかなど
がポイントとなりそうだ。いずれにしても週後半にかけては「材料出尽くし→買い安心感
→株価上昇」に繋がる可能性は高く、現在のモタモタした局面は“絶好の買い場”である
と判断したい。
 現在の相場は、「難破船に乗り合わせていた乗客が、瀕死の状態で海岸に辿りついたの
に、自分で助かったことを自覚していない状況」と似ている。恐怖心と疲労によって心神
耗弱状態に陥っており、適正な判断が下せないのだ。生命に関わる危機的な状況は既に脱
しており、今更恐れおののいても何のメリットもない。陸地に立っている喜びを今一度噛
み締め、意気揚揚と歩き出すべきであると考える。先に踏み出したものが利益を享受する
のであり、躊躇している暇はないと思われる。
  (Fisco 黒岩 泰)