自分の習っていた経験では、ハノンなど指の訓練をしてから練習曲に
入って行き、バロックや古典派やロマン派の曲…、そして
ソルフェージュ(歌や書き取り)で終わるレッスンの流れだった。
だから、自分が教えるようになってから、疑いも無くそのような
順番でテキストを進めていた。
けれど実際に子ども達は、指の訓練で集中力を使い果たし、
後半にだれてしまう傾向が見え、ソルフェージュまで行かれなかったり
…なんてこともしばしば。
あと、何となく開始導入時にモタモタとして時間が過ぎてしまうのを、
課題に感じていた。
部屋に入って来て、すぐに弾く態勢になれない様子…。
そこで、少しレッスン内容の順番を変えてみた。
部屋に入ってきた途端にソルフェージュ。
練習してあれば、一発合格目指し、見事合格すればぐるぐるの
花丸&シール。
「練習してない」と生徒が言えば初見の練習。
30秒~1分で楽譜をまず見るように。
その後、歌う・弾く・リズム打ち等させ、やはり一発合格を目指す。
この30秒など時間を切ること、それが「結構いいかも!」と思っている。
来てすぐにおしゃべりしたくても、とりあえず
「もう始まってるよ!今から30秒!はいっ。」
と始めてしまう。(お話は後から聞きます♪)
簡単な課題の時は気持ち良い導入となり、ちょっと難航した時は良い
刺激になる…ようだ。
ソルフェージュを終えると、気持ちがちゃんと「弾く態勢」に変わっている。
約45分のレッスンの半分をソルフェージュ(初見視唱・視奏・写譜等)
に費やしてしまう時もあるが、ピアノを弾くのと同じぐらい大切で、底力と
なるものと実感している。