今日は雪です。職場も寂しいです。


受検をする動機は以前書きましたが、長男がその気にならないと何の意味のないものになるので、本人が勉強する気になるようにする必要がありました。


*授業料が安くて6年間公立よりは良い教育が受けられる。


*大学合格の実績のある学校に入ったほうが進学がしやすい。


*倍率の高い学校に受かったら親戚などにも自慢できる。


といったことは、親の願望で勉強する当人にとって魅力に感じるものではありません。


親が受けろっていうから仕方なく勉強してる状況は親子にとっても何のプラスにもならないし、親の尺度で飴とムチを使い分けるといっても、やらされてる感覚があるうちは、自分もそうでしたがいい結果に結び付くことはないです。


かといって、5年生の子供が自分の将来を考えて合格を目指すというのも、自分が5年の時に考えろといっても無理ですし、長男にとってもそうだと思います。


親からしたら勉強頑張ってほしい。


でも、勉強する必要を子供が感じなかったら意味がない。


受検勉強をする必要性をどう伝えるか悩みました。


まずは、長男と中学になったら通う予定の公立中学まで歩いていきました。


不便な場所に住んでいたため中学校まで歩くと30分かかります。


歩くのが嫌いな長男が、えーこんな遠いんだ!


と、ため息まじりに言いました。


「遠いよな~この距離3年間通うんだよ。部活とか勉強するのも大変だよな!もちろん通う友達もいるから大丈夫だけど、都立中だったら高校受験ないからそのぶん同じ通学時間でも自分の好きなことできる時間が多くなるよ!」


と、今考えるとあまり説得力のない言葉でしたが。。。話していました。


「都立中って学校の勉強をしっかりしている人が受かりやすいらしいよ!今も学校の勉強しっかりやってるから、今度は受検に挑戦する目標をもって6年までがんばってみない?」


長男なりに話を聞いて少しやる気になったようです。


とはいっても親子ともどもどんなふうに勉強していけばいいかわかりません。


自分は塾にいかないで都立中に受かった本を買って読みました。


新聞記者の方が書かれた本で、この父ちゃん自体頭いいなぁ~と思いながら、時事問題が大切なんだなと思い新聞を親子で読むようにしようとしましたが、結局ポケモンのことわざ探しで終わってしまいました(笑)


じゃあまずは模試を受けようとenaの模試を申込ました。


申し込んだ時に塾の人に中高一貫校についての説明を親子で聞き、もらった中高一貫校についての本も家に帰ってから家族で読みました。


少しずつ家族で中高一貫校いいね!的な雰囲気になり、模試を受け結果を見たらいい成績で、親子で喜びながらやる気もどんどん芽生えてきました。


まずは基礎学力が大事なようなので、4年生の総合ドリルみたいのを購入し試験時間が45分だったので、「45分勉強を毎日する」ことを約束しました。


45分勉強の内容は長男が決めて、採点が必要な時は採点をしました。


でも、だんだん面倒になって半年後には長男一人で採点からすべてやっていました。


6年生になった時は自分が転職して顔もあわす機会がなくなるは何の勉強してるかの把握もしていませんでした。


本当にいい加減な親で申し訳ないですが、目標を持った長男は受検前まで45分勉強は続けていました。


何度かできない時がありましたが、ちゃんと親に理由を言ってくれたので、いつもがんばってるからいいよ!と、言えました。


それくらい、45分は集中していたし、長男自身でプログラムを考えて実践し模試や学校の授業でも成果がでていたと思います。


受検素材は受検まで4年生総合ドリル、5年生総合ドリル、作文の手引き本、あと、苦手な科目のドリル2冊と受ける学校の過去問しか購入していません。


45分勉強は漢検の勉強や、買ったドリルを2回くらいしたりあとは無料で受けた模試のおさらいなどを、聞いたらしていたようです。


学校の過去問は去年の11月くらいに購入しましたが、かなり難しいと苦戦している話は嫁から聞きました。


じゃあ見てみるか!と、問題を見ましたが。。。。。。。。。


全然わかんなかったです(汗)


「わりぃ!お父さんもお母さんも全然わかんない!でも塾行くお金もないから一人で頑張って!」


素直にいいました。


自分なりに回答の糸口を見つけたらしく、そのあとは自分の弱点克服をしたようです。


ほっておくと育ついい長男です。


ではでは