内部統制システム構築・ＩＰＯ準備

「内部統制」とは、業務を可視化できる状態にすることで、企業の一般債権者や株主（投資家）をはじめ、消費者その他の利害関係人（ステークホルダー）の権益を守っていこうという取組みであり、「内部統制システムの構築」とはその仕組みづくりのことですが、当事務所では、「内部統制システムの構築」とは実務レベルで端的に言えば、ＩＲ（投資家向け広報）活動などと同様に、時価総額（株価）ベースで企業価値を高めるための作業の１つである、と捉えています。その先には、当然、資本政策としてのＩＰＯ（株式上場）や銀行融資の引出し、営業譲渡、会社分割、Ｍ＆A（合併）などの選択肢があるわけです。

コンプライアンス（法令遵守）は企業がその社会的責任を果たし存続するためには勿論大切です。それは事業規模の大小を問わず全てのビジネスについて言えることでしょう。しかし、内部統制システムの構築について言うなら、それに過剰な反応をするのでなく、そういう目的で取組まないと多額の費用と不必要な手間、そして貴重な時間を費やすことになり、余計な仕事を増やすだけで負担が大きく意味がない、とも考えています。

事業を展開するうえで何が重要なのか見極める必要があるでしょう。

当事務所は、監査法人・公認会計士などの下請けとして監査のために就業規則など労働法の一般論や建前も意見できますが、これまで、企業内で、業務の洗出しや主幹事証券会社の選定の立会い、人事や組織・業務・営業・監査・役員・企画などに関する社内規程の総合的かつ一体的な整備・運用など、実際、実務に携わってきており、外注に出さずに自社で調達しようとチャレンジする会社のプロジェクトチームの一員として、同じ目線で、東証一部へのＩＰＯに対応できるレベルまでパッケージとして最後までサポートすることもできます。

「ＩＰＯの準備が長らく停滞してるが本気で前へ進めたい」など、費用対効果も含めて、選択肢の１つに当事務所を入れてみてはいかがでしょうか。

また、スポットでのコンプライアンスの相談もお受けしています。