今日で3日。
仕事上で言うと、ようやく台風一過となりました。
みなさまのところの被害はいかがでしたでしょうか。
被害にあわれた地域の方には、心からお見舞い申し上げます。
さて、私のことですが。
一つ前の記事で書いたように、台風接近前日は早朝からの呼び出しに備えて、9時前には布団に入り、寝付きました。
翌8日は朝4時に起床。
いつ呼び出しがかかってもいいように、ニュースを見ながら着替えと軽い食事を済ませました。
準備を終えて、台風情報と外をうかがいつつ待機。
そして朝6時に召集がかかりました。
すでに準備を終えていたので、早速家を出ます。
台風本体はすでに通り過ぎていますが、まだ暴風圏内なので、雨風ともに強い中、急いで出勤。
一晩中待機していた班から、現場確認の班分けの指示を受けて、すぐに出動。
すでに朝5時の時点で、わがまちを流れる川は氾濫危険水位を超えていたようです。
この時点でピークを過ぎていたとはいえ、まだまだ川の水位は高いです。
写真を見てわかるとおり、堤防や橋ギリギリの状態です。
私の所属は、産業関係の部署なので、現場確認は農道と林道、観光地などが中心です。
私の班は、農道を中心に、まちの西半分を見てまわりました。
今回の台風では、幸い私のまちは直撃を避けることができて、雨や風も比較的弱台風の西側にあたりましたが、それでも過去10年で最強クラスといわれた台風だけに、全く被害なしとはいきませんでした。
土砂崩れや
道路の陥没
倒木にいたっては、まちの各地で発生している状態でした。
とりあえず、午前中で被害状況を確認し、午後からは対応に追われました。
危険箇所に通行止めのためにバリケードを設置しつつ、住民からの通報を受けて現場の確認に走っていました。
日が暮れた時点で、職員の安全を考慮して作業中断。
翌9日も同じく台風被害の対応に追われました。
午前中は前日に入っていた被害状況を取りまとめて、危機管理部局への報告。
人員不足のため昨日は対応できなかった通行止め箇所について、倒木等を除去すれば通行ができる箇所、対応が困難な箇所を上司と協議して、午後からは倒木の撤去のため、チェーンソーとのこぎりを持って現場対応。
1日でこんなに木を切ったのも久しぶりでした(以前、道路管理部局にいたときに災害対応して以来)。
さすがに、8日も9日も体力的には限界に近かったらしく、帰宅して早々に眠ってしまいました。
とりあえず私はこの3連休は休ませてもらえましたが、私の部局内で、直接災害対応を担当する部署では、休みなしだそうです。
市町村職員は、まさにこういうときのために存在しているわけです。
大変ですけど、やりがいをもって頑張ってもらいたいです。
まだまだ今回の台風への対応は終わりませんが、とりあえず台風一過。
床下浸水などもあって、わがまちも被害は受けましたが、人的な被害がなかったのがなによりでした。