①2002年以降に札幌芝1800m(良)で行われた13~15頭立てのレース
該当レース数は、140レース。
1番人気馬の成績は、勝率=28.6%、連対率=47.9%、複勝率=60.0%となっており、信頼度は低めの数値となっている。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=56.4%、3着内数シェア=52.1%)となっている。
3角位置5番手以内の馬は、1着数シェア=75.0%、3着内数シェア=63.6%となっている。
枠順については、内枠有利の傾向が窺われる。
②2002年以降に行われた札幌2歳S
馬場状態については、2003年と2011年が稍重で行われたほかは良で行われている。
1番人気馬の成績は、4-2-2-2となっており、信頼度は高い。
1着馬の人気順は、1(4頭)、2(1頭)、3(2頭)、5、6、10番人気となっており、低人気馬の優勝可能性は低いレース傾向にある。
脚質傾向としては、上がり3F時計1位の馬が、勝率=41.7%、連対率=66.7%、複勝率=83.3%、2位の馬が勝率=21.7%、連対率=50.0%、複勝率=71.4%となっており、道中のポジションに関わらず、強力な末脚を持つ馬が馬券の対象となる可能性の高いレース傾向にある。
③結論
現在1番人気のラウンドワールドであるが、優勝可能性が高いと見ている。
トーセンパワフルに敗れた新馬戦(3着)騎乗後の岩田騎手のコメントは、「直線ではかなり速い脚を使っている。まっすぐに走れているようにいいモノを持っている。」とのもの。
計時した上がり3F時計は、メンバー中最速の32.9秒である。
続く未勝利戦は、「今回は落とせない一戦。距離が伸びても良さそう。G1を意識している馬。」の岩田騎手のコメント通り、前走の新馬戦で先着されていたマイネファイザーをきっちり捉えて優勝。
上がり3F時計は、やはりメンバー中最速の33.8秒を計時している。
そして、前走のコスモス賞も、3番手から、”スパッ”と切れて強い勝ち方。
岩田騎手のコメントは、「最後はスパッと切れた。次は自信を持って2歳Sい臨める。」である。
追い切りの動きもバネを感じる柔らかいフットワークであり、今回の勝ち負けは必至と見る。
相手筆頭は、新馬戦でラウンドワールドを下したトーセンパワフル。
騎乗後の福永騎手は、「調教通り。先頭に立ってからも遊ぶことなく大人びた勝ち方。今後も楽しみ。」とコメントしている。
このレースを2008年にこのレースを制した、ダービー馬ロジユニヴァースの全弟であり、血統的魅力の大きい馬である。
逆転があるとすればこの馬と見ている。
札幌11R
購入金額 3,000円
単勝 11 (1,000円)
馬連 6 - 11 (1,000円)
3連単 フォーメーション
1着 11 ⇒ 2着 1、2、3、4、5、7、8、9、12、14 ⇒ 6 (10点:各100円)