①2003年以降に東京芝2500m(良)で行われた17~18頭立てのレース


該当レース数は、12レースのみ。


1番人気馬の成績は、勝率=33.3%、連対率=58.3%、複勝率=58.3%となっており、連対率のみ高めの数値となっている。


脚質傾向としては、1着馬について先行馬有利(1着数シェア=41.7%)、3着内について中団馬有利(3着内数シェア=47.2%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=25.0%、連対率=50.0%、複勝率=83.3%となっており、末脚堅実な馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。


枠順については、1枠有利の傾向が窺われる。



②2003年以降に行われた目黒記念


馬場状態については、2009年が不良、2004、2006、2011年が稍重、その他の5年が良で行われている。


1番人気馬の成績は、2-3-0-4となっており、信頼度はあまり高くない。

1着馬の人気順は、1(2頭)、3(3頭)、5、6、7、8番人気となっており、極端な低人気馬でなければ優勝可能性の見込めるレース傾向にある。



③結論


現在1番人気のトレイルブレイザーであるが、馬券圏内の可能性の高い1頭と見ている。


前走の京都記念騎乗後の武豊騎手のコメントは、「JCで乗せてもらった時よりも力を付けているのを感じた。」とのもの。

相手が久々だったとはいえ、2着のダークシャドウと3着のヒルノダムールはG1クラスでも屈指の末脚自慢。

その脚を封じたのであるから、ジャパンカップ4着の実力はフロックではあるまい。


加えて昨年の目黒記念でも4着と好走しており、実力は発揮できると見ている。


懸念材料は斤量と枠順だけといえよう。


注目しているのは、タッチミーノート


前走のメトロポリタンSで本命視したが、スマートロビンに1馬身差の2着。

騎乗後の横山典弘騎手のコメントは、「久々でも仕上がりは良かったし、思った通りのいい馬だけにもったいなかった。」とのものであった。

新潟記念以来のレースだったにもかかわらず、メンバー中最速となる33.1秒の上がり3F時計を繰り出す好内容であり、同斤量の今回は前走以上のパフォーマンスを期待できる。


馬券圏内の軸としての信頼度は、トレイルブレイザーよりも上と考える。



東京12R


購入金額 3,000円


単勝 5 (300円)


馬単 流し マルチ 5 ⇔ 2、8、9、14、16、18 (12点:各100円)


3連複 軸1頭流し 5 - 2、8、9、14、16、18 (15点:各100円)