①2002年以降に中山芝1600m(良)で行われた9~11頭立てのレース
該当レース数は52レース。
1番人気馬の成績は勝率=28.8%、連対率=65.4%、複勝率=80.8%となっており、勝率は低めの数値であるものの、連対率、複勝率はかなり高い。
脚質傾向としては、逃げ馬が良績を残しており、勝率=29.0%、連対率=46.8%、複勝率=54.8%となっている。
枠順については1枠有利の傾向が窺われる。
②2003年以降に行われたジュニアカップ
馬場状態については、2007年が稍重で行われた他は全て良で行われている。
1番人気馬の成績は、2-5-2-0とパーフェクトで馬券の対象となっている。
脚質傾向としては、後方の馬に不利(馬券の対象となったのは、2008年の優勝馬スマートファルコンのみ)となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は、4-2-1-2となっており、中山コースの急坂を苦にせずに末脚を繰り出せる脚質を持っていることが重要な要素と考えられる。
枠順については、外枠の馬が良績を残している。
③結論
現在1番人気のアーカイブであるが、信頼できるのはあくまでも馬券圏内までと見ている。
前走騎乗後のベリー騎手のコメントは、「スタートは悪いと聞いていた。仕掛けてかの反応は抜群。」とのもの。
前有利のこのレース条件で、出遅れの可能性があるこの馬の優勝可能性を見込むのは厳しい。
但し、過去9年1番人気馬が馬券の対象から外れたことのないレース傾向にあり、馬券圏内には飛び込む可能性が高いと見ている。
優勝可能性を期待しているのは、2番人気のモエレフルール。
前走のひいらぎ賞は同一コースで1.34.2の走破時計であり、北村騎手の「前が止まるのが早くて1頭になってしまったのが痛かった」のコメントの様な走りであったことを考えると、かなり優秀である。
メンバー的に、今回は前走より厳しいレースになることは間違いなく、最期まで気を抜くことはないと見ている。
穴で、距離延長がむしろ楽しみなケイアイユニコーンを挙げる。
中山9R
購入金額 3,000円
3連単 フォーメーション 2、3着マルチ
1着 1 ⇒ 2着 9 ⇔ 3着 全通り (各100円)
ワイド 流し 1 - 2(400円)、9(1,000円)