①2001年以降に京都芝・外回り1400m(良)で行われた16~18頭立てのレース
該当レース数は89レース。
1番人気馬の成績は、勝率=25.8%、連対率=41.6%、複勝率=56.2%となっており、信頼度は低い。
勝率については、2番人気馬が24.7%と1番人気馬と互角の数値を示しているものの、その下は5番人気馬の10.1%以下の数値と大きく離れている。
脚質傾向としては、1着馬について先行と中団がほぼ互角(先行1着数シェア=38.2%、中団同=37.1%)、3着内数については中団有利(3着内数シェア=47.0%)となっている。
枠順については、7枠、8枠にやや不利な傾向が窺われる。
②2001年以降のファンタジーS
馬場状態については、すべて良馬場で行われている。
1番人気馬の成績は、3-1-1-5となっており、信頼度はあまり高くない。
但し、1着馬10頭中8頭が4番人気以内、2着馬10頭中9頭が5番人気以内、3着馬10頭中7頭が5番人気以内となっており、大波乱の要素は少ない傾向が窺われる。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=70.0%、3着内数シェア=46.7%)となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は勝率=27.3%、連対率=45.5%、複勝率=81.8%となっており、末脚の堅実な力量上位馬が馬券の対象となる可能性の高いレース傾向にある。
前走傾向としては、前走の上がり3F時計がメンバー中最速であった馬が、1着馬10頭中7頭を占めている(このレースでの上がり3F時計も全て3位以内)。
③結論
1番人気馬のファインチョイスを最有力視する。
前走函館2歳S騎乗後の上村騎手のコメントは、「まだまだ伸びしろがありそうだし順調に行けばクラシックでも楽しみ。」とのもの。
先行して末を伸ばせる脚質だけに、ここも優勝可能性が高いと見ている。
相手には2頭。
エイシンキンチェムは、前走ダリア賞に騎乗後の福永騎手が、「着差以上に楽。」とコメント。
前を行くファインチョイスを交わせるかどうかがポイントとなりそうだ。
アイムユアーズは、前走の函館2歳Sでファインチョイスの2着。
騎乗した古川騎手が、「これだけ外を回らされて最後は伸びてくるのだから大したもの。」という通り、末脚の堅実さを高評価できる。
こちらも名手騎乗でファインチョイスを捉えられるかどうかがポイントとなりそうだ。
京都11R
購入金額 1,000円
馬単 フォーメーション マルチ 1着 5 ⇔ 2着 12、13 (各100円)
3連単 ボックス 5、12、13 (各100円)