①2003年以降に東京芝1800m(良・稍重)で行われた18頭立てのレース
該当レース数は71レース。
1番人気馬の成績は、勝率=29.6%、連対率=46.5%、複勝率=67.6%となっており、勝率、連対率は低めの数値となっている。
脚質傾向としては、先行(1着数シェア=38.0%、3着内数シェア=30.5%)、中団(1着数シェア=47.9%、3着内数シェア=47.4%)に有利となっているが、後ろよりの馬の方がより分が良い。
上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=31.8%、連対率=48.2%、複勝率=60.0%となっており、末脚の堅実な実力上位馬が馬券の対象となる可能性は高い。
枠順については、8枠に不利な傾向が窺われる。
②2003年以降に行われたエプソムカップ
馬場状態については、2003、2004、2007年が稍重、2006年が重、その他が良馬場となっている。
1番人気馬の成績は、2-2-3-1となっており、馬券の対象外となったのは2005年のサイレントディールただ1頭である。
但し、そのサイレントディールも1着から0.5秒差4着であるから、馬券圏内の軸としてはかなり信頼度が高いといえる。
脚質傾向としては、後方の馬が0-1-0-37となっており、馬券の対象となったのは2004年に3番人気2着となったローマンエンパイア1頭である。
後方の馬を狙う場合には、実力上位馬に限定した方が賢明といえる。
1着馬8頭全てが先行もしくは中団ポジションとなっているが、内訳は先行5頭、中団3頭となっており、前目の馬の方がより信頼感の高い傾向が窺われる。
この点は①のレース条件と異なることに留意が必要である。
③結論
現在1番人気のダークシャドウを最有力視する。
前走の大阪杯後はトモに疲れが出た(橋本助手:競馬ブック紙)とのことであるが、競馬ブック紙の調教欄コメントは”1ハロンの伸び目立つ”となっており、状態面を懸念する必要はなさそうだ。
相手はスズジュピターとセイクリッドバレー2頭に絞る。
セイクリッドバレーは好位での競馬が可能で、当コースの複勝率が66.7%となっている。
重でも2着があり、道悪が残っても問題はなさそうだ。
セイクリッドバレーは前走の新潟大賞典優勝馬。
こちらも昨年のこのレースで0.1秒差4着と、コース相性が良い。
「勝って更に調子を上げている(高橋調教師:競馬ブック紙)」のであれば、馬券に組み込まない理由はない。
東京11R
購入金額 1,000円
馬単 ボックス 2、3、6 (各100円)
ワイド ボックス 2、3、6 (各100円)
3連複 2 - 3 - 6 (100円)