①2003年以降に東京芝1400m(良)で行われた16~18頭のレース
該当レース数は223レース。
1番人気馬の成績は、勝率=26.5%、連対率=43.9%、複勝率=57.4%となっており、勝率、連対率はかなり低めの数値となっている。
脚質傾向としては、先行(1着数シェア=35.4%)、中団(同36.8%)有利となっているが、比較的どの脚質の馬にもチャンスのあるレース条件となっている。
枠順に特段顕著な傾向は窺われない。
②2003年以降に行われた京王杯スプリングカップ
馬場状態については、2004年と2006年が稍重、その他の年が良となっている。
1番人気馬の成績は、0-0-1-7となっており、明らかに不振傾向となっている。
1着馬の人気順は、2(2頭)、3、5(2頭)、6、8、10番人気となっており、11番人気以下の人気で馬券の対象となった馬はない。
脚質傾向としては、中団ポジションの馬が最も多く馬券の対象となっている(1着馬=4頭/8頭、2着馬=5頭/8頭、3着馬=2頭/8頭)。
上がり3F時計1位の馬の成績は、2-3-3-2となっており、馬券の対象となる可能性は極めて高い。
特に、3着馬の脚質については、4頭/8頭が後方ポジションの馬となっており、後方から末脚に賭けるタイプの馬に注目した馬券戦略に面白みを感じる。
斤量については、58キロ以上を背負っての優勝馬が3頭おり、重い斤量負担を嫌う必要はない。
前走着順についても、6着以下だった馬が、1着=3頭、2着=4頭、3着=5頭馬券の対象となっており、前走の成績が悪いからといって馬券戦略上軽視することは危険といえる。
③結論
復調気配の著しいショウワモダンを最有力視する。
前走のマイラーズカップは、最も重い59キロを背負って、逃げ切り勝ちのシルポートに0.5秒差の5着。
騎乗した横山騎手は、「これから良くなってくると思うし、安田記念に向けていいレースができた。」とのもの。
その横山騎手のコメントと通り、今週の追い切りは前走以上の動きの良さを見せており、競馬ブック紙の調教欄コメントにも、”この時計は出色”と記載されている。
芝の1400mは初距離となるが、調教駆けする気性面から対応に懸念はないと見ている。
鞍上も主戦の後藤騎手に戻り、好結果を期待する。
馬券圏内の次位候補としては、末脚確かなストロングリターンとサンカルロの2頭を挙げる。
メンバー中上がり3Fの最速時計をマークするのは、この2頭のいずれかである可能性が高い。
このコースで1-1-0-0と100%連対のストロングリターンをより上位に見ているが、内田騎手⇒石橋騎手の乗り替わりは不安な材料である。
サンカルロは、昨年のこのレースで、前走の高松宮記念4着の後、2番人気に支持されながら10着に敗退している。
今年も1番人気に支持されているが、過信は禁物であろう。
東京11R
購入金額 1,100円
3連複 フォーメーション 1頭目 12 - 2頭目 5、6 - 3頭目 2、5、6、8、11、13、16 (各100円)