①2007年以降に阪神芝・内回り1400m(稍重・重)で行われた18頭立てのレース


該当レース数は11レースのみ。


1番人気馬の成績は、勝率=18.2%、連対率=45.5%、複勝率=45.5%とあまり信頼度は高くなく、2番人気馬の方が、勝率=45.5%、連対率=54.5%、複勝率=72.7%と好成績を残している。


脚質傾向としては、逃げ馬が7-0-1-3と高い勝率を誇っているほか、先行馬が0-7-2-30となっており、2着馬候補としては先行勢が絡んでくる可能性の高いレース条件となっている。


枠順については、外枠にやや有利な傾向が伺われる。



②2007年以降に行われた阪神牝馬ステークス


馬場状態については、過去4年いずれも良馬場で行なわれている。


1番人気馬の成績は、0-1-1-2と不振傾向にある。

1着馬の人気順は、5(2頭)、7、9番人気と波乱傾向にある。


脚質傾向としては、差し馬が3-3-2-17と6連対を果たしている。

上がり3F時計1位の馬の成績は1-2-0-1となっており、末脚を武器にする馬の連対可能性が高いレース傾向にある。


前走条件については、前走1着馬が優勝馬4頭中3頭(同級1着=1頭、下級条件1着2頭)を占めている。

残る1頭は2009年のジョリーダンスで、前走は10週の休み明けで臨んだ阪急杯(6着)であった。



③結論


混戦ムードのこのレースであるが、馬場状態も良くないことを踏まえて穴狙いといく。


最大の期待を寄せるのが逃げ馬のクロワラモー


前走のうずしおS騎乗後の藤田騎手のコメントは、「馬場を気にして変に折り合っていた。このクラスはすぐに卒業できると思う。」とのもの。


今回も稍重馬場となるが、前走で3着に粘っている通り、道悪が極端に下手という訳ではなさそうだ。

むしろ経験を積んだ分、今回はもっと”らしさ”を出してくれるものと期待する。


現在4番人気のスプリングサンダーには、2月の宇治川H、昨年11月のクリスマスキャロル賞で先着している。

このメンバーなら能力的に遜色はなく、①のレース条件の通り、”逃げ”のアドバンテージがあるはずだ。


相手には、「渋った馬場は苦にしない(泉助手:東スポ)」サワヤカラスカルを抜擢。

前走の阪急杯を一叩きして順当に良化している様子。

2009年のジョリーダンスパターンを期待する。


内枠に入ってしまったが、うずしおSでクロワラモーを豪快に差し切ったスプリングサンダーも押える。




阪神11R


購入金額 1,000円


単勝 4、7、15 (各100円)


3連複 軸2頭流し 軸 7、15 - 1、3、4、11、13、16、17 (各100円)