①2001年以降に小倉芝1800m(良)で行われた16頭立てのレース


該当レース数は190レース。


1番人気馬の成績は勝率=32.6%、連対率=52.6%、複勝率=64.2%となっており、連軸としてはまずまず信頼度の高いレース条件といえる。


但し、1着馬の最低人気は16番人気、2着馬の最低人気は15番人気、3着馬の最低人気は16番人気(2頭)となっており、上位人気馬主体の馬券戦略という訳にもいかないレース条件でもある。


脚質傾向としては。追い込み馬には厳しいレース条件となっている一方、上がり3F時計1位の馬の成績は勝率=41.1%、連対率=56.6%、複勝率=70.3%となっていることから、末脚の決め手に注目して馬をチョイスすることが賢明といえる。


枠順については、8枠の複勝率が低い数値となっている(15.0%。3枠=22.1%、1枠=20.5%)。



②2001年~2009年の小倉大賞典


2010年は中京競馬場で行われている。


馬場状態については、2003年と2001年が稍重、その他の年は良となっている。


1番人気馬の成績は、1-3-2-3であり、勝率についてはかなり低い。

1着馬の最低人気は13番人気、2着馬の最低人気は7番人気(2頭)、3着馬の最低人気は7番人気であり、1着馬の人気薄狙いに妙味のあるレース傾向となっている。


脚質については、道中のポジションに特段の傾向はないものの、上がり3F時計1位の馬が、5-3-2-3となっている点については、①のレース条件と同様の傾向にある。


前走傾向としては、同級の2着馬のパフォーマンスが、1-2-1-1と突出している。

また、前走同級で1番人気に支持されていた馬も、2-1-1-3と信頼度が高い。


斤量に関しては、57.5キロ以上背負った馬が、3-0-1-3と最も高い信頼度を示している。



③結論


前走のファイナルステークスで、1番人気に支持されながら8着に敗れたリルダヴァルを最有力視する。

片山助手によれば、その前走は「使い込んでいたから目に見えない疲れが出たのかもしれない(週刊競馬ブック)。」とのこと。


ここ3週の追い切りが意欲的に行われている様に、今回は間隔を開けて万全の体調で臨む。


好枠を引いて鞍上がリスポリ騎手とあらば、まず馬券圏内は堅いと見ている。


相手筆頭は、実績上位のナリタクリスタル

前走の中山金杯では、デキが悪いと見ていたが、しっかり馬券圏内に突入してきた。

一叩きして体調が上向いていることが明らかなだけに、こちらも好枠を引いて馬券圏内の可能性が高いと見る。


馬券戦略としては、低人気馬の優勝による高配当を狙う。



小倉11R


購入金額 1,000円


3連単 フォーメーション 1着 8、9、10、11、14 ⇒ 2着 3 ⇒ 3着 2 (各100円)


3連複 軸2頭流し 軸 2、3 - 8、9、10、11、14 (各100円)