①2001年以降に京都芝・外回り1600m(良)で行われた16頭立てのレース
該当レース数は73レース。
1番人気馬の成績は、勝率=34.2%、連対率=54.8%、複勝率=64.4%と信頼度の高い数値を示している。
但し、2番人気の勝率は9.6%に過ぎず、1着馬の最低人気は14番人気、2、3着馬の最低人気は15番人気となっているように、1番人気の相手については低人気馬まで十分に馬券検討の対象として考えることが可能なレース条件となっている。
脚質について特段顕著な傾向はない。
枠順については、7、8枠にやや不利な傾向が覗われる。
②2001年以降に行われたシンザン記念
馬場状態については、2001年のみ稍重、その他の年は良で行われている。
1番人気馬の成績は、5-1-1-3であり、かなり信頼度の高い傾向にある。
1番人気馬以外の1着馬の人気順は、2、3、4、8、14番人気であり、8番人気のゴウゴウキリシマ、14番人気馬のダービーレグノはともに前走が下級条件の1着馬であった。
脚質傾向としては、後方の馬で馬券の対象となっているのは、2008年に優勝したドリームシグナル(1番人気)のみであり、追い込み脚質には不利な傾向が覗われる。
尚、最も最後の直線が長い(A)コースで行われた2010年と2006年について、馬券の対象となった馬のコーナー通過順は以下の通りとなっている。
2010年
1着 ガルボ 3-3
2着 シャイン 1-1
3着 セレスロンディー 7-8
2006年
1着 ゴウゴウキリシマ 1-1
2着 グロリアスウィーク 2-3
3着 ロジック 2-2
意外にも前残り傾向が強くなっている点に留意しておきたい。
③結論
1番人気馬ドナウブルーと、今回逃げが適う組み合わせとなったシゲルソウサイとの2頭を軸にして馬券戦略を組む。
ドナウブルーは好位で立ち回ることも可能。
昨年関西リーディングとなった福永騎手が鞍上であれば、馬に負担のかかる極端な競馬はしないはずだ。
シゲルソウサイは、前走の朝日杯を教訓に、逃げる可能性が高い。
昨年と同様に今年も(A)コースで行われることからも、馬券的に絡む可能性の高い1頭だ。
京都11R
購入金額 1,000円
馬単 ボックス 7 - 12 (各100円)
3連複 軸2頭流し 軸 7、12 - 1、2、5、6、8、10、13、14(各100円)