①2000年以降に中山芝2000m(良)で行われた16頭立てのレース


該当レース数は66レース。


1番人気の成績は勝率=34.8%連対率=48.5%、複勝率=63.6%と信頼度の高いレース条件になっている。


脚質傾向としては、逃げ、先行馬有利ながら、上がり3F時計1位の馬の成績が、勝率=31.6%、連対率=50.6%、複勝率=67.1%となっており、末脚の確かさに着目して軸馬を選ぶのが賢明である。


因みに、先行脚質の該当馬249頭について、上がり3F時計の順位別に成績を見ると以下の通りとなる。


1位 勝率=80.0%、連対率=90.0%、複勝率=100.0%

2位 勝率=14.3%、連対率=85.7%、複勝率=100.0%

3位 勝率=33.3%、連対率=66.7%、複勝率=88.9%


枠順については、6枠を除いては、概ね4枠よりも内側の枠が有利となっている。



②2003年以降に行われた中山金杯


馬場状態については2007年の”重”を除いて、”良”で行われている。


1番人気の成績は、3-0-0-5となっており、勝つか馬券圏外かという極端な成績を示している。


脚質傾向としては、後方の馬に1着馬はいない。

逆に、2着馬全8頭中、4頭は後方の馬となっている。


上がり3F時計1位の馬の成績が0-3-0-5、2位の馬が4-1-1-7となっていることからも、1着馬については先行ポジション重視、2着馬については切れ味重視で馬をチョイスするのが得策といえる。


斤量については、連対馬16頭中11頭が55.5キロ以上、3着馬については8頭中6頭が55キロ以下となっている点が興味深い。



③結論


1番人気馬のコスモファントムを信頼する。


脚質、枠順、斤量の条件を考えても、1着馬の資格は十分といえる。

状態も前走よりアップ(増井助手:競馬ブック)なら、能力を信頼して良いだろう。


幸いにも、もう1頭気になっているケイアイドウソジンが7枠に入ったことからも、腹をくくって良さそうだ。


中山コースで確実に末脚を使える2着候補が分かりづらいので、馬単で手広く流して勝負する。



中山11R


購入金額1,000円


馬単 1着流し 4 ⇒ 2、3、5、6、7、9、12、13、15、16 (各100円)