①2003年以降に東京芝1400m(良)で行われた14~16頭立てのレース


該当レース数は93レース。


1番人気馬の成績は勝率=33.3%、連対率=44.1%、複勝率=60.2%とまずまずの成績になっている。

連対率に関しては、2番人気馬(38.7%)と3番人気馬(35.5%)も高めの数値になっている一方、1着馬の最低人気は14番人気、2着馬の最低人気は13番人気(2頭)となっており、穴馬から攻めるのも面白いレース条件といえる。


1着馬の脚質傾向としては、該当馬93頭の内訳が、逃げ=13頭、先行=33頭、中団=38頭、後方=9頭

となっているほか、上がり3F時計1位の馬の勝率は22.8%となっており、後方の馬にはつらいレース条件といえる。


枠順について特段の傾向は無い。



②2003年以降に行われた京王杯2歳ステークス


馬場状態に関しては、2006、2007、2009年が稍重となっており、それ以外は良馬場で行なわれている。


1着馬の人気順は、1番人気(2頭)、3番人気(2頭)、4番人気(1頭)、9番人気(1頭)、14番人気(1頭)となっており、いかにも馬の評価が定まっていない、この時期の2歳戦といった趣のレース傾向にある。

人気にかかわらず、自分がこれぞと思った馬の単勝で勝負するのが面白いかもしれない。


脚質傾向としては、後方の馬に1着馬の該当はない。

上がり3F時計1位の馬の成績は、3-2-1-4となっているが、1着馬3頭のポジションは先行=1、中団=2となっており、後方にいた馬は0-2-1-4となっている。

別の表現をすると、中団より前のポジションから上がり最速の脚を使うことができた馬は、勝率=100%ということになる。


前走の傾向としては、今回昇級戦となる馬の1着馬該当はなく、2着止まりとなっている。

同級で6~9着だった馬の1着該当馬2頭いるが、2008年のゲットフルマークスは着差0.3秒の6着、スキップジャックは着差0.6秒の7着と、いずれも大敗はしていないことに留意しておきたい。



③結論


小倉2歳ステークスの優勝馬ブラウンワイルドから入る。


新馬でレコードを記録していることを考えれば、実績のみならずスピード能力も上位の1頭と考えられる。

小倉2歳ステークスに騎乗後の浜中騎手のコメントは「距離が伸びても期待できるはず。」とのもの。

好位のポジションをとれるスピードと、最後までしぶとく伸びる脚質は、このレース条件に合っている。



東京11R


単勝 15


3連複 フォーメーション 1頭目 15 - 2頭目  7、8 - 3頭目 3、5、7、8、11、14