①2003年以降に東京芝2500m(良)で行われた16~18頭立てのレース


該当レース数は僅かに11レース。


1着馬の人気順は、1番人気(3頭)、2番人気(1頭)、3番人気(5頭)、6番人気、11番人気となっており、大きな波乱は無い。


脚質傾向としては、後方待機馬の連対該当馬が1頭のみであり、極端な追い込み脚質の馬は連軸として狙いづらい。

但し、上がり3F時計1位の馬が複勝率=72.7%、2位の馬が複勝率=53.3%となっており、馬券圏内の軸ということであれば、末脚に注目して軸馬をチョイスすることが可能である。


枠順については、外枠不利の傾向が覗える。



②2003年以降に行われたアルゼンチン共和国杯


馬場状態は全て良で行われている。


1着馬の人気順は、1番人気、2番人気(2頭)、3番人気(2頭)、7番人気、11番人気となっており、3番人気以内に支持された馬の優勝可能性が高いといえる。


脚質傾向としては、後方脚質の馬の連対が僅かに1頭(2着)のみである一方、上がり3F時計1位の馬の複勝率が71.4%、2位の馬が複勝率=63.6%と、末脚を武器にしている馬を馬券圏内の軸としてチョイスすることが可能である。


斤量面については特段顕著な傾向は無い。



③結論


1番人気馬のトーセンジョーダンから入る。


前走のアイルランドトロフィーは、距離が2000mとはいえ、上がり3F=33.6秒とメンバー中最速の脚を使ってトゥザグローリー以下を封じている。

①、②に記載した通り、馬券圏内に来る可能性は高い。


懸念されるのは初距離の2500mであるが、父=ジャングルポケット、Northern Dancer=4×3の血統背景と、折合いの付く気性面とをあわせて考えると、池江調教師のコメント『距離が長い方がいいと思ってこのレースを選んだ(グリーンチャンネルの「トレセンレポート」インタビュー)』の通り、むしろプラス材料ではないかと思われる。


更に、今年のメンバーはかなり手薄。

②に記載した通り、このレースの傾向として1~3番人気馬の優勝可能性が高いと考えられるが、その中でも、末脚のしっかりした先行脚質であるトーセンジョーダンが最も有利と考えている。



東京11R


3連単 1着流し 2 ⇒ 1、9、15


馬連 流し 2 - 1、9、15