①2000年以降に京都芝・外回り1400m(良)で行われた17~18頭立てのレース
該当レース数は51レース。
1番人気の成績は勝率=23.5%、連対率=43.1%、複勝率=54.9%とあまり高い信頼は置けないレース条件となっている。
1着馬の最低人気は15番人気、2着馬の最低人気は16番人気(2頭)、3着馬の最低人気は18番人気となっており、少ない買い目の点数でしとめるのは至難のレース条件といわざるを得ない。
1~3着馬の該当馬各51頭について、脚質別の内訳は以下の通り。
1着馬 逃げ=6、先行=22、中団=20、後方=3
2着馬 逃げ=6、先行=10、中団=31、後方=4
3着馬 逃げ=5、先行=15、中団=24、後方=7
先行、中団勢の馬券に絡む確率が高いといえるが、逃げ、後方脚質の馬を無視できるほどにはない。
但し、1着馬についてはより前目のポジションにいる馬から出る可能性が高く、2、3着馬は後方よりのポジションにいる馬から出る可能性が高いといえそうだ。
枠順について特段顕著な傾向はない。
②2000年以降に行われたファンタジーステークス
馬場状態については、過去10年、全て良馬場で行われている。
1番人気馬の成績は、勝率=30.0%、連対率=40.0%、複勝率=50.0%であり、馬券対象になる確率は五分五分である。
但し、1着馬の内8頭、2着馬全頭が5番人気以内となっており、極端に人気薄が連対する可能性は低いレース傾向にある。
脚質傾向としては、1着馬の内7頭が先行馬(4角位置4番手以内)となっている。
但し、逃げ馬の該当は無い。
前走の人気順については、1着馬の内8頭が3番人気以内、2着馬の内8頭が2番人気以内となっており、やはりダークホースが連対する可能性は低いレース傾向にあると見て良さそうだ。
枠順に特段顕著な傾向はない。
③結論
1番人気馬のケイティーズジェムを狙う。
前走の新馬戦では、好スタートを切ることができたが今後を考えて控えた(福永騎手)とのこと。
騎乗後の福永騎手が、「追い出して瞬発力もあった。いいところまで行ける馬」。とコメントしている通り、逃げ馬を見ながらの瞬発力勝負は②のレース傾向に適している。
今週の追い切りのフットワークは実に柔らか味があり、いかにも父=ディープインパクト譲りの瞬発力を秘めていそうだ。
兄=ゴーステディ、姉=トールハンマーがいるように、母系からはスピードに勝った血を受け継いでいるのではないかと期待される。
キャリアの少ないメンバーによるこのレースは、右脳の発想に大いに頼って馬券戦略を組み立てる。
京都11R
単勝 10
馬連 流し 10 - 2、5、7、8、12、15、17