①2000年以降に京都芝・外回り1400m(重・不良)で行われた12~16頭立てのレース


該当レース数は10レースのみ。


1番人気の成績は勝率=50.0%、連対率=60.0%、複勝率=80.0%と信頼度が高い。

1着馬の最低人気は6番人気(1頭)となっている。


脚質傾向としては、ポジションに特段の傾向はないものの、上がり3F時計1位の馬が勝率=50.0%、連対率=66.7%、複勝率=75.0%となっている。



②2000年以降に行われたスワンステークス


馬場状態については、2007年が稍重、2005年が重で行われた以外は良馬場で行われている。


1番人気馬の成績は、0-1-1-10と、極めて信頼度の低いレースになっている。

1着馬の人気順は、2番人気(2頭)、3番人気、4番人気、5番人気、8番人気、10番人気、11番人気(2頭)、14番人気であり、波乱傾向にある。


1着馬の脚質傾向は、逃げ=3、先行=3、中団=4、後方=0であり、後方脚質馬については2着馬の該当もない。


尚、稍重で行われた2007年の1着馬スーパーホーネット、重で行われた2005年の1着馬コスモサンビームはいずれも中団ポジションからの競馬をしている。


前走の傾向としては、1着馬の内、間隔が10週以上開いた馬の該当は1頭のみ(17週)であり、今回昇級戦となった馬に連対馬の該当はない。



③結論


つかみどころの無いレースであるが、グランプリエンゼルを最有力視する。


前走のオパールステークスは不良馬場をメンバー中最速の上がり3F時計で差し切り勝ち。

①のレース傾向を考えると、馬券に絡む確率の高い1頭と考える。


距離1400mで馬券の対象になったことはないが、2走前の朱鷺ステークスで掛かりながらも1着馬から0.2秒差の4着に検討している。

「力まなくなった今は1400mでも全く心配ない(競馬ブック)」、「距離延長になるが脚質や馬の充実度が以前とは違う(東スポ)」という矢作調教師のコメントは、ある程度信用しても良いと判断した。


但し、今回の斤量は55キロ。同斤量でNHKマイルカップ3着の実績はあるものの、守りの馬券戦略を組みつつ、レース傾向的に妙味のある低人気馬の単勝馬券を購入する。



京都11R


単勝 1、2、7、12


ワイド ボックス 1、2、7、12