①2000年以降に京都芝・外回り1600mで行われた11~13頭立てのレース
該当レース数は54レース。
人気順の成績は以下の通り。
1番人気 勝率=31.5%、連対率=48.1%、複勝率=57.4%
2番人気 勝率=18.5%、連対率=40.7%、複勝率=57.4%
3番人気 勝率=18.5%、連対率=27.8%、複勝率=42.6%
1番人気馬の過信は禁物であるが、大きな波乱は起こりにくいレース条件といえる。
3番人気馬の単勝回収率は127であり、馬券的には3番人気の1着付けに妙味がある。
脚質傾向としては、1着馬54頭中24頭、2着馬54頭中21頭が先行ポジションでの競馬となっており、1着馬30頭、2着馬31頭が3角位置で4番手以内のポジションとなっている。
また、上がり3F時計1位の馬の複勝率は59.7%に止まり、過信は禁物である。
湧く順に特段の傾向はないが、大外枠に入った馬の勝率が13.0%と高い数値を示している。
②2000年以降に行われたデイリー杯2歳ステークス
馬場状態については2005年の稍重を除き全て良のコンディションで行われている。
1番人気の成績は勝率=60.0%、連対率=70.0%、複勝率=80.0%と極めて信頼度が高い。
1着馬の脚質別内訳は、逃げ=2、先行=2、中団=3、後方=3と特段の傾向は見られない。
上がり3F時計1位の馬は勝率=30.8%、連対率=53.8%、複勝率=69.2%となっており、連軸としての信頼度が高いといえる。
1着馬の前走人気を見ると、同級1番人気に支持された馬が5勝、下級1番人気が2勝、下級3番人気が1勝となっている。
前走で4番人気以下の支持しか受けていない馬の優勝可能性は低いと考えて良い。
③結論
アドマイヤサガス、トップシャイン、メイショウナルト、クリーンエコロジー、レーヴディソールの5頭を同等と見る。
データ的には、このレースで優勝する可能性を秘めた馬が実に多い。
1頭を過度に信頼するのは危険だろう。
右脳的には、「まだまだ課題が多く、経験をつむ必要がある(中内田助手:競馬ブック)」というアドマイヤサガスの追い切りの動きが素晴らしく思えたが・・・。
現時点で軸に押せるほどの確信はまだ持てない。
配当妙味を考え、馬券戦略は3連複のボックスとする。
京都11R
3連複 ボックス 3、4、6、10、12