今日の雨で”不良”まで馬場が悪化してしまった京都の芝コース。
明日の天気予報が曇りでは急激な馬場回復は見込みづらい。
①2000年以降に京都芝・外回り2400m(稍重・重・不良)で行われた10~12頭立てのレース
該当レース数は13レース。
1番人気の成績は、勝率=23.1%、連対率=30.8%、複勝率=53.8%と低めの成績だ。
少頭数にもかかわらず、1着馬の最低人気は8番人気(1頭)、2着馬の最低人気は9番人気(2頭)となっている。
脚質傾向としては、逃げ馬の1着馬は該当なし。
上がり3F時計1位の馬は勝率=50.0%、連対率=80.0%、複勝率=90.0%と極めて高い成績を残している。
道悪でもしっかり末脚を使える馬を軸に馬券を組み立てるのがベストだろう。
枠順に特段の傾向は見られない。
②2000年以降に行われた京都大賞典
人気順の成績は以下の通り。
1番人気 勝率=50.0%、連対率=70.0%、複勝率=70.0%
2番人気 勝率=20.0%、連対率=50.0%、複勝率=50.0%
1、2番人気馬中心の馬券の組み立てで良いと考えられる。
脚質傾向としては道中のポジションに特段の傾向は見られないが、上がり3F時計1位の馬が勝率=42.9%、連対率=64.3%、複勝率=78.6%、2位の馬が勝率=42.9%、連対率=85.7%、複勝率=100.0%となっており、末脚に注目した馬のチョイスが重要だ。
前走からの間隔については、連対馬20頭中15頭が10週以上空いており、休み明けを気にする必要はない(逆にいうと、使われていることを強みとして過大評価する理由は無い)。
③結論
メイショウベルーガから入る。
2走前の宝塚記念では、稍重馬場をメンバー中3番目の上がり3F時計を繰り出して6着入線を果たしている。
他にも2008年のローズステークス(重:上がり3F時計3位)、かもめ島特別(不良:上がり3F時計1位)の実績があり、道悪でも末脚を伸ばしてくれる脚質であることが明白である。
今週の栗東坂路調教からも調子の良さが十分に感じられ、前走の新潟記念と同様、牝馬56キロ(牡馬58キロ=オウケンブルースリと同等)の斤量でも末脚を繰り出してくれそうだ。
京都11R
3連複 軸1頭流し 2 - 1、5、8、9、11