①2006年以降に阪神芝・外回り1600m(良)で行われた9~11等立てのレース
該当レース数は16レースのみ。
1番人気の成績は勝率=31.3%、連対率=50.0%、複勝率=62.5%とまずまず信頼できるレース条件になっている。
脚質傾向としては、連対馬32頭中13頭が先行、12頭が中団となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は勝率=33.3%、連対率=66.7%、複勝率=77.8%である。
末脚の確かな馬が明確なレースであれば、馬券圏内の軸に抜擢するのが賢明といえる。
枠順に特段の傾向はない。
②2007年~2009年に行われたポートアイランドステークス
過去3年ともに18頭のフルゲートで行われている。
馬場状態は昨年が良、2007年、2008年が稍重である。
1着馬の人気順は2、4、7番人気、2着馬の人気順は3、4、7番人気となっている。
1着馬の脚質は逃げ、先行、中団が各1頭、2着馬の脚質は先行1頭、中団2頭となっている。
また、上がり3F時計1位であった馬全5頭の内、馬券に絡んだのは1頭のみである。
③結論
キョウエイアシュラを馬券圏内の軸とする。
今年のポートアイランドステークスはわずか10頭のみの参戦となった。
フルゲートで行われた過去3年の傾向をそのまま鵜呑みする訳にはいくまい。
ここは①の分析データを重視し決め手のある馬を有力視する。
キョウエイアシュラは同じ舞台である昨年のアーリントンカップを、メンバー最速の上がり3F時計で上がっている。
斤量53キロ、鞍上小牧への乗り替わりを考えれば、今回末脚が不発に終わることは考えづらい。
阪神10R
3連複 フォーメーション 1頭目 2 - 2頭目 1、7 - 3頭目 1、3、4、7、8、10