①2006年以降に阪神芝・内回り2000m(良)で行われた10~12頭立てのレース。
該当するレース数は41レース。
人気順の成績は以下の通り。
1番人気 勝率=29.3%、連対率=46.3%、複勝率=65.9%
2番人気 勝率=26.8%、連対率=58.5%、複勝率=70.7%
連軸、馬券圏内の軸としては、1、2番人気の信頼度が高いレース条件といえる。
脚質傾向としては、1着馬の41頭中38頭が中団より前のポジションでの競馬となっている。
上がり3F時計1位の馬についてみると、先行ポジションの馬の連対率は100%、中団ポジションの馬の複勝率は81.0%となっている。
枠順に特段の有利不利はない。
②結論
現在3番人気ではあるが、アドマイヤテンクウから入る。
アドマイヤテンクウは、今回と同じコースのラジオNIKKEI杯2歳ステークスで、上がり3F時計最速をマーク。
5着に敗れはしたが、3着馬ダノンシャンティ(NHKマイルカップを上がり最速で優勝)、4着馬ヒルノダムール(皐月賞を上がり最速で2着)を上回る時計だけに、切れ味はG1級と考えて良いだろう。
また、続く京成杯では逃げた為に上がり最速をマークしてはいないが、1着馬エイシンフラッシュ(日本ダービーを上がり最速で優勝)とハナ差の2着。
上がり3F時計についても、最速(34.9秒)だったエイシンフラッシュとは0.3秒(35.2秒)の差しかなかった。
むしろこのレースでの先行力を評価したい。
今週の追い切りはアドマイヤツバサとの併せ馬で抜群の反応を披露している。
馬体重が530キロ前後まで回復さえしていれば、このメンバー相手に先行して突き抜ける可能性は極めて高いと考える。
阪神9R
単勝 8
ワイド 流し 8 - 1、10、11