①2006年以降に阪神芝・外回り1600m(良)で行われた11~13頭立てのレース


該当するレース数は34レースのみ。


人気順の成績は以下の通り。


1番人気 勝率=32.4%、連対率=44.1%、複勝率=61.8%

2番人気 勝率=20.6%、連対率=41.2%、複勝率=58.8%


1、2番人気が馬券の対象になる可能性は高めのレース条件となっている。


1着馬の脚質は、逃げ=6、先行=10、中団=12、後方=6となっており、特にポジションによる有利不利はない。


一方、上がり3F時計1位の馬の成績は勝率=41.7%、連対率=58.3%、複勝率=72.2%となっており、末脚の切れることがはっきりしている馬がメンバーに含まれているのであれば、その馬を中心に馬券を組み立てることが賢明といえる。

上がり3F時計1位の馬36頭の内、中団より前のポジションで競馬を進めた馬は13頭。

その13頭の内、10頭が1着、13頭全頭が3着以内となっている。


枠順による有利、不利はない。



②結論


前走の古町特別で上がり3F時計32.4秒をマークした、カネトシディオスから入る。


今回昇級戦となるが、前走古町特別に騎乗した、後藤騎手のコメントは、「状態が素晴らしかったし距離も合う。見た目以上に圧勝。」とのものであり、勝負になって不思議はない。


但し、調教師のコメントが、「勝ち負けはともかくソコソコはやれる(田中調教師:東スポ)」と意外に謙虚であること、後藤⇒藤岡(佑)への乗り替わりは明らかに不安材料であることから、あくまでも馬券圏内の軸とする。



阪神11R


3連複 軸1頭流し 6 - 1、4、7、8、10