①2000年以降に中山芝・外回り2200mで行われた16~18頭立てのレース
該当レースは50レース。
人気順の成績は以下の通り。
1番人気 勝率=28.0%、連対率=46.0%、複勝率=56.0%
2番人気 勝率=24.0%、連対率=36.0%、複勝率=48.0%
1番人気の信頼度は決して高くない。
脚質傾向としては、1着馬32頭、2着馬33頭が逃げ・先行となっている。
後方待機の連対馬はわずかに5頭のみ。
枠順に特段の傾向はない。
②過去10年のセントライト記念
1着馬の人気順は、1番人気=2回、2番人気=2回、3、5、8、9、12番人気が各1回と十分に穴馬を狙えるレース条件だ。
但し、1番人気の連対率=66.7%、2番人気の連対率=44.4%となっており、1、2番人気馬が揃って飛ぶことは考えづらい。
必ず押さえた方が良いだろう。
脚質傾向としては先行有利であり、1着馬9頭中8頭が4角で5番手以内、残る1頭も7番手以内となっているほか、2着馬も9頭中7頭が3番手以内で回っている。
前走レースで最も連対馬が多いのがダービーであるが、このステップで臨んだ馬の複勝率は38.9%に止まり、決して絶対の信頼置けるデータとはならない。
前走オープンクラスで1着馬だった馬は勝率=50.0%であり、その前走が先行もしくはマクリでの競馬をしている。
③結論
前走ラジオNIKKEI杯優勝馬のアロマカフェから入る。
武豊を鞍上に配し、万全の体制で菊花賞出走の権利を取りに来ている。
グリーンチャンネルの番組である「トレセンレポート」を見たところ、この馬は成長が著しい様子。
競馬ブック紙の「父のマンハッタカフェ同様晩成。父に似てきた」を見て改めて誌面パドックの写真を眺めてみると・・・なるほど、馬っぷりが随分良くなっている。
相手筆頭にはゲシュタルトを考えるが、上記の通り前走ダービー組に絶対の信頼を置くのは危険。
先行する可能性のある馬に手広く流して好配当を狙う。
中山11R
馬単 1着流し 2 ⇒ 3、4、5、8、10、11、12、13、15、16