①過去10年に福島芝1200m(稍重・重)で行われた16頭立てのレース
1番人気の成績は、勝率=29.5%、連対率=47.7%、複勝率=52.3%と連軸としての信頼性は高い。
脚質傾向としては、逃げ、先行馬有利である。
逃げ 勝率=21.6%、連対率=36.4%、複勝率=44.3%
先行 勝率=11.3%、連対率=23.4%、複勝率=34.4%
枠順については、外枠がやや有利に見えるが、気にするほどではない。
②2006年以降に行われた郡山特別
馬場状態については全て良馬場で行なわれている。
人気傾向であるが、4年の内1番人気の馬が3勝を挙げている。
但し、2、3番人気の馬が馬券圏内で入線したのは、それぞれ1頭ずつであり、相手選びは一筋縄ではいかない傾向にある。
脚質傾向としては、逃げ馬で馬券に絡んだのは1頭のみ(但し、1着)。
先行馬が、勝率=25.0%、連対率=41.7%、複勝率=58.3%と圧倒的に有利なデータを残している。
③結論
このレース、1番人気馬ショウナンダンクから入る。
過去4年のこのレースで唯一逃げ切った昨年の覇者だ。
2走前の袖ヶ浦特別では重馬場で10着に惨敗しているが、騎乗した藤田のコメントは「あれだけ競られたらどんな馬も厳しいだろう」というものであり、馬場を気にする内容は含まれていない。
但し、当日イレ込んだ結果が、無謀な競り合いにつながっており、直前の気配には注意が必要だ。
前走の500万条件では、休み明けながら3着は確保している。
内田のコメントは「勝った馬は強かった。枠順(8枠16番)の差があった。一本調子で伸びない。」とのもの。
今回は、この馬が能力上位で枠順も3枠6番。内田は十分にこの馬のクセを摑んでおり、このメンバーなら間違いなく自分のペースに持ち込めるはずだ。
過去の傾向から、2、3番人気の追い込み馬オリオンザポラリス、マスターオブゲームは危険な臭いが・・・。
幅広く流したい。
福島10R
馬連 流し 6 - 1、4、5、7、8、10、11、12、14