昨日予想した東京の芝マイル戦2鞍は、いずれも惨敗に終わった。


しかし、今日の安田記念の予想に向けて、2つのことに気づくことができたという点で収穫はあった。

昨日の負け分も含めて取り返してやりたい。


気付いた点というのは、

① 1800m、2000mにおける走破時計まで確認し”スタミナ”の有無を確認すること。

② 追い込み馬を狙うなら、中途半端な位置で小細工をしないと信じられること。


まず、2003年以降のコース条件の傾向については、昨日の「江ノ島特別」を参照されたい。

http://ameblo.jp/ontheturf/entry-10554512058.html


但し、皆承知している通り、今の東京・芝コースのコンディションは極めて高速で流れる。


従って、もっとも信頼できるのは、スピードを持続することのできる先行脚質馬であり、次が、確実に末脚を繰り出してくれる追い込み脚質馬ということになる。


2003年以降に良馬場で行われた安田記念の人気順の成績は、


1着馬 1、2(2回)、3、4、7番人気馬

2着馬 2、3、5、6、10(2回)番人気馬

3着馬 1、5、8、9(2回)、10番人気馬


上位人気馬ですんなりという傾向ではないものの、11番人気以下の超大穴が馬券に絡んでいないことは注意が必要だ。


2、3着に絡んだ10番人気馬はファリダット、アサクサデンエン、スイープトウショウで、いずれもメンバー中最速の上がり時計をマークしている。人気薄を狙うならこのタイプだろう。


枠順については、1着馬でもっとも外の馬番だった馬は7番となっている。

1番人気馬について、スーパーホーネット(11番→8着)、オレハマッテルゼ(17番→10着)、テレグノシス(17番→6着)となっていることからも、究極の時計勝負では外枠不利と考え良いだろう。



【結論】


絶対的に信頼できる軸馬は不在。


2000mでの実績、脚質、血統面(母父=トニービン)を考えて、最有力視したいのが皐月賞馬キャプテントゥーレ

重賞請負人の横山典弘への乗り替わりで、好レースを期待したい。


次位が、スピード、スタミナ面からリーチザクラウンで、度胸良く内田が追い込みにかけてくれるなら、トライアンフマーチの馬券圏内も有り得る。


別次元の優勝候補として、香港馬3頭を押さえる必要あり。

サイトウィナーにしても昨年は大外枠。

当然勝ちに行くレースをしていただけに、馬券に絡めなかったのは当然と割り切って考えることは可能で、力を見限るのは危険だろう。



東京11R


3連複 ボックス 1、4、5、8、10、15