皐月賞を考えていて、他のレースの予想に手が付けられなくなってしまった。
但し、本命ヴィクトワールピサの結論だけは終始一貫して揺らいでいない。
過去15年に遡って、緩んだ馬場で行われたのはエアシャカールの勝った2000年とジェニュインの勝った1995年の2回のみ(いずれも稍重)。
この2回のレースで共通しているのは、上がり最速の脚を使えた馬は100%連対しているということ。
前走弥生賞で見せたヴィクトワールピサの競馬はまさに横綱相撲。
あの抜け出し方ができたのは、少なくとも弥生賞の他のメンバーとは次元が違っていたからこそと考える。
まったく追えずにゴール直前で突き抜けた、昨年の安田記念のウオッカのゾッとする強さを感じた。
対抗はリルダヴァル。
ヴィクトワールピサがラジオNIKKEI杯で最後に差しきったのがコスモファントムで、その着差はクビ差。
そのコスモファントムを出遅れから差しきり、0.4秒突き放して見せた野路菊ステークスでの強さは、鞍上の武豊をして、「とにかく強かった。将来が楽しみ。」との内容。
破壊力のポテンシャルは推して知るべしだ。
(参考までに書くと、エイシンアポロンがこのレースで6着入線となっている。朝日杯組との力差の参考になるかもしれない。」
ディープインパクトの甥で母父=サンダーガルチの血統なら、重馬場での瞬発力勝負は臨むところ・・・どころか、本命馬を逆転する可能性すら秘めているかもしれない。
馬券はこの2頭からの勝負で間違いない。
お勧めは3連複馬券の10点。
中山11R
単勝 1、13
複勝 1
3連単 1、2着流し 1着 13 ⇒ 2着 1 ⇒ 3着 2、4、5、7、11、12、14、16、17、18
3連複 2頭軸流し 軸 1、13 - 2、4、5、7、11、12、14、16、17、18