
遅刻の経験は数えるほどしかないが、40年近くも生きていれば当然「やっちまった」という思い出がある。
会社に勤めて3年目か4年目のころだったと思う。
当時、勤務先は京都だったのだが、取引先が米原にあり、朝の早い時間のアポが入っていた。
一緒に行く上司とは、時間が早かった為、京都駅で待ち合わせをして直行することにしていた。
ところが、目覚まし時計の時間のリセットを忘れてしまったシューティングスターは、完全に寝坊。
幸いにも、当時は寮住まいだった為、上司からの連絡を受けた管理人が起こしてくれた。
それでも、場所が場所だけに走ってどうこうできる話ではない。
取った手段は、「新幹線」。
流石に速いもので、ダイヤに恵まれた好運もあり事なきを得た。
遅刻の経験として思い出になっていることは、もちろんだが、
米原に新幹線が止まることを有り難く思ったこと
近距離の新幹線利用にも関わらず、「新幹線、ハエー!」と感動したこと
としても、印象深い思い出となっている。