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我々の祖先であるポリネシアの人々は、数千年前に既に、自然界のサインだけを使って、何千キロもの海を旅する素晴らしい航海術を持っていました。
正しい方角や自分の位置を知る為に、星や太陽、波などを利用するんです。その殆んどは目を使って読み取るのです。
ところが、(闇夜の時など)目が全く使えない状況があるんです。そんな時、頼れるのは、海との関係で生まれる自分の”身体内感覚”だけです。

我々の祖先であるポリネシアの人々は、数千年前に既に、自然界のサインだけを使って、何千キロもの海を旅する素晴らしい航海術を持っていました。
正しい方角や自分の位置を知る為に、星や太陽、波などを利用するんです。その殆んどは目を使って読み取るのです。
ところが、(闇夜の時など)目が全く使えない状況があるんです。そんな時、頼れるのは、海との関係で生まれる自分の”身体内感覚”だけです。

ナイノア・トンプソン
1953年、ハワイ生まれ、ハワイ在住。
1980年ナイノア・トンプソンは、海図、羅針盤、磁石などの一切の近代器具を使わず、伝統に基づいて復元された古代の遠洋航海カヌーを駆って、星を読み、波や風を感じ、海の自然が与えてくれるサイン(情報)だけを使って、ハワイからタヒチまで五千キロの海の旅を成しとげた。この旅を通してナイノアは、数千年前に南太平洋のポリネシア諸島からハワイにやって来た祖先たちが、すでにこんなにも高度な技術的、精神的文明を持っていたことを証明すると共に、20世紀に生きる私達の中にも祖先と同じ能力が眠っていて、それを蘇らせることが出来ることを示したのだ。この彼の航海は、ハワイの先住民の人々に、大きな勇気と誇りを与え、自然の営みと調和しながら生きてきた祖先の高度な文明のあり方を学びなおそうとする運動が、次々に自然発生的に起こって来ている。
この彼の営みは単なる懐古趣味ではない。自然との調和を失っている私達の技術文明の方向を正しい方向に修正してゆくためには、21世紀を生きる人々が、自分達の内側の自然と調和する能力を高める必要があるのだ。そのためナイノアは今、古代からの知恵を次世代の子供達に伝える教育プロジェクトに一番力をそそいでいる。
はるか彼方「見えない島を、見る力」を養うことこそ、21世紀を生きる子供達にとって必要なことだとナイノアは信じている。
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