神の母1月1日のメッセージ | 絶えざる御助けの聖母信心会

絶えざる御助けの聖母信心会

レデンプトール会 担当司祭:ロジェ神父 https://ontasukenoseibo.amebaownd.com/

皆さん新年おめでとうございます。

 

教会は、1月1日を「神の母マリア」の祭日として祝います。教会がマリアを「神の母」と宣言したのは、431年のエフェゾ公会議でした。

 

新年にあたって皆さんが神様にするお祈りが、いつも自分を奮い立たせ、決意する祈りになってほしいと思います。

 

カトリック教会では、その日が、「神の母聖マリア」をたたえる祝日になっていることも大きな意味があります。そのマリア様とはどんな方なのでしょうか。今日の福音に示されます。それは「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思いめぐらしていた。」(ルカ2:19節)それは、マリアの姿であり、マリア様の特徴です。

私達の模範といわれるのは、「思いめぐらす」ことなのです。

 

「神の母」として選ばれたマリア様に委ねておきましょう。神がマリアを祝福した時、彼女は天使に何が起こっているのか尋ね、納得し、その使命を受け取りました。彼女の心は喜びで満たされ、彼女は神より与える使命を受け入れました。彼女のように、私達は受けた恵みを心に留めておくように一年中思い出して、そしてそれを私たちの心の中に「思いめぐらす」ように致しましょう。

私達キリスト者がする祈りには、賛美、感謝、願いが唱えていなければなりません。皆様も今日、神との出会いを心に収め、「思いめぐらし」、神をあがめ、賛美を捧げきましょう。

 

今年一年、良い年でありますように、私達の小さな奉献と決心を捧げつつ全人類の母としてのマリア様に、この一年を託し、守っていただきますように願い、またイエス様に 「主よ、私達を祝し、豊かな恵みで満たしてしてください。」