12月25日(主の降誕) ルカによる福音書2章1~14節
イエスの誕生は、ローマ帝国の歴史と関係しています。
福音史家ルカは、神がモーセに初子を神に捧げるように言われたことに触れています(出エジプト記13章1節)。
この節は、マリアが他に子供を産んでいたことを意味するものではありません。
イエスがお生まれになった時、天使たちは「救い主が誕生した」と告げました。
救いは、イスラエルの民だけでなく、神が愛する人たち、つまりすべての人にもたらされるのです。
私たちにとってイエスの誕生は大きな喜びの日であり、神をたたえ、神が私たちのためにしてくださるすべてのことを賛美するように招かれる時なのです。
クリスマスは、人として、また神の子として、私たち一人ひとりとともに生きることを受け入れてくださったイエスの愛と憐れみの日です。
「天のいと高きところには神に栄光あれ!」。