自動車を「取得」すれば、取得価格の3%自動車取得税で持っていかれ、「保有」すれば、自動車重量税(購入時と車検時に重量に応じて)と自動車税が持っていかれ、「走行」すれば燃料に課税され持って行かれる。トヨタの会長が「車を普及させるには今の税金はあまりにも高すぎる」と言うくらいだから、もはや「異常」なんだ。利便性云々ではなく、車が生活の維持に不可分の者だっているのに、財務省や総務省は税収減につながる自動車減税には耳を貸す気配がない。消費税増税を控え、自動車メーカーの試算では、この先、市場で30万台近くの減収が見込まれるという。経済効果で2兆円のマイナス、雇用で9万人減となる計算。来年7月は参院選だが、そこで「頭」をすり替えても、政財界で増税の動きはまず止まらないだろうから、我々に出来る自助努力として考えられる事は公私にわたりお金の動きを精査して、まずはお金の無駄使いをなくす事からかも知れない。