1 浮気なルナ/佐々木久美


Nelson Super Project ネルソンスーパープロジェクト / Nelson Ma...



山下達郎ライブサポートメンバーで構成されたスペシャルバンドによるオリジナルアルバム「Nelson Magic」は完成度がとてつもなく高く、音質も素晴らしい。演奏技術も達郎のサポートメンバーだけあって信じられないくらい上手い。

今回はバックコーラスの佐々木久美がリードボーカルをとったこの曲を紹介します。

作曲:佐々木久美、作詞:竹内まりやというこの曲は、アゲたサウンドが気持ちいいナンバー。

まりやの爽やかな恋人への浮気心を歌った歌詞も素敵。ちなみにこの佐々木久美という人は、音大で講師なんかもやっていて、彼女のハモンドオルガンは黒人をも呼び寄せるといわれています。







2  ハイスクール・ララバイ/イモ欽トリオ



イモ欽トリオ『ハイスクールララバイ』C/W『欽ドン良い子悪い子普通の子のテーマ』MEG-CD



お笑い芸人グループ、イモ欽トリオによる81年のヒットシングル。YMO、はっぴえんどの細野晴臣作曲、同じくはっぴいえんどの松本隆作詞。当時のテクノ・ポップブームに乗せたこの曲は160万枚の異例の大ヒットを飛ばし、また彼らの振り付けは当時のYMOを模倣したもので、いわゆるエアドラムやエアギターの先駆とも言われています。

後にもたくさんのカヴァー曲が作られ、今も根強く愛されている一曲。






3 連載小説/Pizzicato Five


PIZZICATO FIVE / ピチカート・ファイヴ




私の大好きな、いわゆる「渋谷系」サウンドグループPizzicato Fiveの中でも最も好きな一曲がこれ。

イントロのハープが綺麗。独特のタイム感がいかにも小西康陽らしい編曲です。

Pizzicato Fiveに関してはまた後ほど詳しく特集を組んでやってみたいと思います。

その時にも触れるのですが、実はこのバンドは3回ほどボーカルが変わってまして、この時は野宮真貴という人がボーカルを担当してるんですが、私この人の歌声がシンガーと名のつく人たちの声の中で一番好きな声なんです。

中学生の頃に病みつきになって聴いていたのを思い出します。。







4 ア・グッド・デイ/ゴダイゴ


ゴールデン☆ベスト ゴダイゴ




ご存じタケカワ・ユキヒデ率いるゴダイゴの名曲。ちょっとシャンソンっぽいですね。

「オー・シャンゼリゼ」なんて好きな人にはたまらないかも。

実はゴダイゴを聴いたのはこの曲が初めてでして、私が「モンキーマジック」とか「銀河鉄道999」とか聴くのはだいぶ後の話なんですよね。

まあ、どうでもいい話なんですけど。








5 手編みの靴下/ザ・ピーナッツ


ザ・ピーナッツ『手編みの靴下』C/W『二人の高原』MEG-CD




最後はザ・ピーナッツから。これぞポップス、王道のようなこの曲は62年発表の「手編みの靴下」。作曲が宮川泰。この人は「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ曲なんか作った人ですね。

宮川秦が作った曲の中でピーナッツに書いた代表的な曲に「振り向かないで」がありますが、それに匹敵するポップスだと個人的には思っております。

約50年前の曲ですが、ストリングスアレンジとか今聴いても秀逸だもんなぁ。名曲です。









1 BE WITH YOU/村田和人


また明日/村田和人




「夏男」村田和人の極上のサマーポップス。伸びやかな声と爽やかなサウンドに、めくるめく夏のビーチが目に浮かぶようです。

イントロのアコギ、ベース、キーボードの3つの和音がたまりません。

村田和人はここ最近アルバム「ずーーっと、ずっと夏」もリリースしているのでそちらも是非。




2 プラシーボ・セシボン/高橋幸宏feat 大貫妙子


冨田ラボ/シップランチング(CD)




このアルバムは冨田恵一という音楽プロデューサーの手により作られた「shipシリーズ」の2枚目にあたるアルバムです。

この冨田恵一というアレンジャーが何者なのかと申しますと、元々はミュージシャンとしてバンド活動などをしていた人なんですが、90年代後半からアレンジャーに専念しまして、最初に手掛けたキリンジがヒットしたのをきっかけに、MISIA,中島美嘉、Crystal Key、平井健、Bonnie PINKなど様々なアーティストのプロデュースを担当し、一躍有名なアレンジャーとして成功します。

そして2003年、自身のセルフプロジェクト「冨田ラボ」としてアルバム『Shipbuilding』を発表。フィーチャリング・ボーカリストに松任谷由実・畠山美由紀・ハナレグミ・キリンジなどを起用し、音楽業界内の高い評価を得るのみでなく、音楽プロデューサーの企画アルバムとしては異例の好セールスを記録しました。

それが先ほども触れた「shipシリーズ」の1枚目のアルバムなんですが、今回はその2枚目の「shiplauching」からこの曲「プラシーボ・セシボン」を。

ボーカルにYMOの高橋幸宏、そして大貫妙子を迎えるというなんとも豪華なキャスティングでの1曲です。

冨田ラボの曲を聴いたのは実はこの曲が初めてだったのですが、聴いた瞬間にしびれました。けだるい感じのサウンドは彼がジャズ・ロック好きという所から来ているのでしょうか。



3 CAFE FLAMINGO/安部恭弘


ゴールデン☆ベスト/安部恭弘




今回は割とシティ・ポップス率が高めですが。私の死ぬ程大好きなシンガーソングライター・安部泰弘から「CAFE FLAMINGO」。

「三宅裕司のヤングパラダイス」のテーマにもなったこの曲は、これまた私の大好きな作詞家:松本隆の作詞によるもので

「最後のコインをジュークに入れて 古いバラードで 俺を泣かせる」

「飲めないバーボン 無理に注いで 君は吐息に頬杖つくよ」

のフレーズを最初に聴いた時は感動しました。

安部泰弘を聴くと、わたせせいぞうの絵を思い出してしまうのは私だけでしょうか。あの絵も大好きなんだよなぁ。
高3の夏は安部泰弘とスターダストレビュー漬けでした。




4 優しい最後の夏/安部泰弘


ゴールデン☆ベスト/安部恭弘



ちょっと安部泰弘は思い入れが深すぎるので続けてもう一曲。同じベスト・アルバムから「優しい最後の夏」を。

この曲が安部泰弘の中では一番好きですね。パーティ会場で秘めやかな恋愛と失恋が交錯する・・そんな夏の夜を甘く歌った曲です。

ちょっとカッコつけな感じがまた良いんだよなぁ。少し切ないけど、でもオシャレ。周りに知っている人がいないから誰もわかってくれないんですけどね。

このベストアルバムには他にも「彼女にドライなマティーニを」「Double Imagination」「いい人に逢えるさ」などベスト盤だけあってかなり豪華です。安部泰弘入門に是非。



5 レイニーサタディ&コーヒーブレイク/大橋純子


RAINBOW/大橋純子&美乃家セントラル・ステイション



こうなったら今日はシティポップス攻めで、ということで最後はこの曲、大橋純子の「レイニ―サタディ&コーヒーブレイク」。大橋純子初期のアルバム、77年の「RAINBOW」から。

作曲が林哲司という時点で名曲ですよね。

この人は有名なところで言えば竹内まりやの「September」、稲垣潤一の「1ダースの言い訳」、杏里の「悲しみがとまらない」などの作曲を担当している人で、70年代を代表するアーティストの一人です。

これはそんな林哲司と大橋純子のタッグでの一曲。涼しいサウンドがいかにもシティポップスですね。

ちなみにボーカルは大橋純子ですが、林哲司が歌っているバージョンもあり、レア音源となっています。







1 モダンガール/浜田省吾


浜田省吾/愛の世代の前に





「モダンガール」が初めて収録されたのは81年のアルバム「愛の世代の前に」。

聴いてみるとわかるんですが、いかにもモータウンなピアノのイントロが印象的なこの曲。

当時ヒットしていて、ニューリミックス版も何度か発売されたハマショーの代表曲のひとつです。

ハマショーの歌詞の定番であります「そっとベッドを抜け出す男or女」の像がはっきり出ていて、らしいなぁなんて思ったり。

実は浜田省吾をポップスとするかロックとするかはなかなか微妙な話でして、こういった曲ならポップスに分類するのが妥当でしょうが、「J-Boy」ですとか、「I miss you」のようなロックやアカペラのようなジャンルも幅広くカバーしている点もまた議論の余地がありそうです。



ちなみにワタクシ、ハマショーと誕生日が一緒なんですヨ。






2 さよならいとしのBaby Blues/鈴木雅之


鈴木雅之 スズキマサユキ / Fair Affair 【CD】




和製R&Bからこの一曲。鈴木雅之の「さよならいとしのBaby Blues」。
渋めのラブソングを歌わせたらこの人の右に出るものはいません。

フォーンセクションが秀逸。裏でひそかに鳴っているオルガンが綺麗です。

鈴木雅之には江東区の夜の海が似合う、なんて話もあるくらい湿ったサウンドが特徴ですが、これなんかまさにそんな曲。ライブアレンジがしやすそう。





3 ムーンライト・サーファー/石川セリ


ゴールデン☆ベスト 石川セリ シングルス・アンド・モア/石川セリ




この人をただの「陽水の嫁」と片付けてはいけません。ニューミュージック・シンガーの代表的な一人で、美貌もさることながら、セクシーな美声に聴き惚れる・・そんな彼女の一曲がこれ。

満月の夜の海で二人サーフィンをする情景が目に浮かぶような甘いメロディが大好きです。





4 明日の私/竹内まりや


Impressions/竹内まりや




前向きな新生活への気持を歌った軽いメロディと、ドゥーワップのようなコーラスワークが素敵なこの曲は、竹内まりやの大ヒットアルバム「Impressions」から。

なんといってもこのアルバムには「元気を出して」「家に帰ろう」などのメガ・ヒット曲が盛りだくさんなもんですから、比較的地味な印象を受けてしまうこともありますが、シングルで聴くと良さがじわじわと分かります。
和太鼓のサンプリングでリズムを打つなんていかにも達郎らしいアレンジですね。

竹内まりやに関しては話し出すと止まらなくなるので今回はあえてこれ以上は書かないで、いずれ特集でやってみたいと思っています。






5 追憶のライラック/東京スカパラダイスオーケストラwith永積タカシ 


東京スカパラダイスオーケストラ/追憶のライラック(CD)



古めの曲ばっかりだったのでたまには最近の曲を、と思い最後にこれを。

東京スカパラダイスオーケストラがゲストボーカルを迎えて作った、いわゆる「3部作」の第2段にあたりますこの曲はハナレグミの永積タカシを招いての曲。

トロンボーンソロは秀逸という言葉以外見つからない程素晴らしいです。ミディアムバラード、あるいはスウィートソウルとでも言うのでしょうか、それに永積タカシの美声がマッチしています。

男の二面性、とりわけ脆さの要素を質感そのままに譜面に書き下ろしたような印象を受けます。

永積タカシのヴォーカル力がありすぎて、スカパラを「スカパラ」として聴きたい人には少し物足りないかもしれませんが、バック+ハナレグミと考えれば気になりません。

かなりの名曲です。