高倉和也の朝令暮改 -17ページ目

高倉和也の朝令暮改

お笑い芸人・高倉和也のブログです。

佐村河内守氏の会見が、先日行われた。

会見場に佐村河内氏は、長かった髪を切り、ヒゲを剃り、サングラスを外して現れた。まるで別人である。

誠意を見せるためだろう。

これで、逆に手話通訳の人が長髪付け髭のサングラスをしていたらふざけていると思われるが、そんなことは無かったので安心である。

自身の聴覚障害については、完全に聞こえないのではなく、難聴であると話した。

あれだけ激しく壁に後頭部をぶつけながら作曲していたら、健康な人でも難聴になりそうだが、佐村河内氏の場合は逆に回復したのだろうか。

もしかしたら最初は普通に聞こえていたものが、作曲パフォーマンスのしすぎで難聴になってしまったのかもしれない。

聞こえないからぶつけたのか、ぶつけたから聞こえなくなったのか。

タマゴが先かニワトリが先か議論。

…いや、ちょっと違うか。
仮想通貨「ビットコイン」を巡って、世間の動きが慌ただしい。

ビットコインは、ネット上で使える仮想通貨と説明されるが、今一つどんなものかわかりにくい。

昔、ネットゲームの世界の中で使えるお金が現実の通貨で買えることが原因でトラブルに発展した事件があったが、要はビットコインとは、使える空間がネットゲームの世界から世界中のネットの世界に広がり、買えるものもゲーム内の武器やアイテムから実在の品物に変わったものという感じだろうか。

僕はどうも、こういうネット上の架空のものにお金を払う感覚が理解できない。

ソーシャルゲームでもネットゲームでも仮想通貨でも、データが消えたら全てぱぁである。

僕が小学生くらいの時にやっていたカセット式のゲームソフトは、データは消えることがあるのが普通だった。

がんばってステージをクリアし、今日こそラスボスを倒そうとゲームを起動したらデータが全て消えていたときの絶望感。

まあ、恐らく消えた原因は、前日になかなか敵を倒せずにイライラし、壁にソフトを投げつけたことなのだが。

まさに自業自得である。悪い行いは必ず自分に帰ってくるのだ。まさか翌日に帰ってくるとは思わなかったが。

つまり、データとは本来消えるものであり、ゲームソフトという現物を買うならまだしもデータにお金を出すことには抵抗があるのだ。

ビットコインなんてもっと抵抗があって、もし金を貸した友達に返済をビットコインでされたら困る。

だったらまだ自分ちの畑で採れた野菜でももらった方がマシだ。ビットコイン食えないし。

今のところ、ビットコインに対しては何らかの規制を行うべきという論調のようだが、いっそのこと廃止するか、既存の通貨との取り引きはなくしてもいいと思う。

やっぱりお金は現物があるに限る。壁に投げつけても消えないし。
日付変わって今日はライブ出演の日である。

東高円寺駅から徒歩数分のカフェ「笑や」で行われるお笑いライブ「笑や会」。19時開場の19時半開演で料金は前売り、置きチケで1000円のライブである。

このブログを読んだ方で東京、特に高円寺近郊の方は是非ともご来場頂きたい。

できれば僕のところにご一報頂ければ、結構直前まで置きチケ可能である。

飛び入りの場合でも、高倉和也を見に来たと言っていただけるとありがたい。

どうかよろしくお願いします。

驚くほど自然に告知を行ったわけだが、さらに驚くことに、このライブてやるネタはもうすでに完成しているのだ!

当たり前だろ、とお思いになるかもしれないが、実際去年まで地元でコンビで活動していたころは、ライブ前日はこんなのんびりブログを更新している暇などなかった。

なにせ、ライブでやるネタを、ライブ前日に合わせていたからだ。

冷静に考えると、月に数回しかないライブにそんな状態で出るなど正気の沙汰ではないのだが、その時はなんとかなっていたのである。

さすがにコンビを組んだ当初は、ネタ作りから合わせまでかなりの時間を割いた。

本番の一ヶ月以上前からネタを作り始めた。

お互いが自分で考えたネタを持ち寄り、僕が相方のをボツにし、相方が僕のをボツにする。

そんなやり取りを数回繰り返し、コンビ歴数週間で適度に関係がギスギスしてきたところで、どうにか僕が書いた怪談をテーマにしたネタを採用した。

多分、採用された理由は本番が再来週くらいに近づいていたからだと思う。納期に間に合わないので不良品を出荷するダメな町工場の社長みたいな心境だ。

それで、どうにかネタを合わせる段階になるのだが、そこでもやはり、お互い自分がやりたい間とか言い方なんかがあるのでややこしい。

結局、僕が相方に自分のやりたい間を強制したり、それに相方が憤慨したりして、重苦しい空気が漂ったまま本番である。関係が冷め切った女が職場の同僚だったときの心境はきっとこんな感じだろう。

まあ、お察しの通り初舞台はキムヨナばりの滑りっぷりを披露したわけだが、それから芸歴を重ねるにつれ、だんだんとネタ作り、ネタ合わせから本番への期間は短くなっていった。

最後の方は、本番前日のネタ合わせまでに僕がざっくりとネタの内容を作っておき、それを二人で合わせながらアドリブを入れて完成させるスタイルだった。

当時僕は、こんなギリギリでネタを完成させる自分はかなりがんばってると思っていたが、よく考えたら初見のネタにあっという間に順応してた相方のほうがすごいのだ。

そんなあいつも今は元相方で、今僕は一人でネタ合わせをやっている。

長年のリズムというか、やっぱり一人になっても、実際に声を出してネタを練習するのは前日だ。
千葉県で起きた連続通り魔事件。僅か十数分の間に何人もの人が襲われた事件だ。

思うのだが、「魔」と名のつく犯罪は、衝動的に行われるものがほとんどだ。

通り魔しかり、放火魔しかり、レイプ魔しかり。

一時的に冷静な判断力を失った人が、衝動的に罪を犯す。

つまり、魔が差す。

しかし、同じ衝動的な犯罪にしても、食い逃げには魔がつかない。

いや、むしろ逆で、食い逃げは計画的な犯罪だということだろうか?

しかし、じゃあ何日も時間をかけて計画を練って食い逃げするかね?その時間働けば普通に食事出来るんじゃないか?

食い逃げの計画を練るとは、具体的に何を考えるのだろう。

やはり逃走経路か?いや、注文するメニュー選びも重要だ。食べてすぐ走ってもお腹が痛くならないように、腹八分目に抑えられる物を選ばなくてはならない。

成功率を高めるなら、囮になる仲間も必要だ。

店員の目をそらせれば何をやってもいい。一人で大量に注文してもいいし、料理をひっくり返すのもアリだ。手品をやってもいい。

また、逃走に際しては移動手段の確保も重要だ。運転手付きの車を用意する。犯行前に車は買っておこう。

さらに安全性を高めるなら、あらかじめ店に味方を潜り込ませておくのがいいだろう。犯行の二ヶ月前くらいから味方をバイトとして働かせる。いざというときはこの味方が率先して食い逃げ犯を追いかけ、そしてうっかり逃げられるのだ。

これだけの大掛かりな計画となると、加わるメンバーも一流を揃えたい。オーシャンズ11in食い逃げ。

ジョージ・クルーニー、マッド・デイモン、ブラッド・ピットの共演再びである。

これだけ入念に計画を練れば、食い逃げ成功は間違いなしだ。

ただ一つ心配なのは、その辺の飯屋に急に大人数の外国人が現れたら、目立ってしょうがないことだけである。
昨年の夏に起きた、女子中学生強盗殺人の犯人が18歳の少年だったことがわかり、テレビでは報道が加熱している。

事件を起こした動機は、お金が欲しかったからだという。

考えてみると、動機が金欲しさの少年犯罪が報道されるのは久しぶりなように感じる。

僕が小学生くらいの時に報道された少年犯罪の動機は、「人を殺す経験をしたかった」などという常軌を逸したものが大半だった。

まあ、罪を犯す理由というのは世代に関係なく理解できないものなのかもしれない。

万引きで捕まったお爺さんが、理由を聞かれて

「さみしくて」

と答える映像をテレビでよく観る。

万引きの理由としてはよくわからないが、ようはこういうタイプの人は話し相手が欲しいのであって、盗みが目的ではないのだ。

だから、大人しく近所の人に話しかけるか、逆に盗みまくって刑務所に入るかして話し相手を確保すべきだ。

今回の事件も、そのうち理解に苦しむ動機が見えてくるのかもしれない。