春なんだから | 高倉和也の朝令暮改

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お笑い芸人・高倉和也のブログです。

 最近はだんだんと暖かく、日の出ている時間も長くなってきた。

 もう少しで春が始まるといったところか。もうすぐ花も開花を始める。

 僕は、昔から春が苦手である。

 別に花粉症とか、そういう類の苦手ではなく、春の持つ底抜けに明るい感じが嫌なのだと思う。

 テレビも雑誌も「春は出会いの季節!ポジティブ!」みたいな、どうかと思うくらい前向きなものばかり。

 逆に「春は別れの季節!また会おうね!イエーイ!」のようなのもいやだ。

 だいたい、こういうテンションで別れる人達はその後も月2くらいでカラオケに行ったりするので、ぜんぜん重みがないのである。

 メディアの効果だけでなく、元々春という季節が持っている特性だと思うが、この前向きになることへの押し付けがましさはなんなんだろうか。

 春になったら何か新しいことを始めたり、何かの行動を起こすことが良いとされている風潮。

 僕はそういうのについていけない。むしろ、強制されているような気がして冷めてしまう。

 でも、かといって何もしていないのも世間に取り残されているようでつらい。まわりのやつらは何か新しいことを始めて楽しそうにしているんだろうなあ。

 季節は巡ったというのに、僕は何もできないんだ。周囲に対する敗北感。春そのものに負けたといってもいい。

 毎年こんな思考に陥るから、春は嫌いだ。気候は心地よいのだけれど、心には寂しさが募る。

 そして、春を感じたときとまったく同じ感情を、別の瞬間にも感じることがある。

 やたらテンションの高い人と接した時である。

 こういう人は学生に多い。盛り上がったもん勝ちだよねー!楽しまなきゃソンだよねー!イエーイ!なんてことを、平気で口にできる人種だ。

 やっぱり、僕はこういうノリについていけない。そしてまた、いったんその世界に足を踏み入れれば、たぶん楽しいであろうこともわかっているのだ。

 楽しむ機会を逃してしまった敗北感。春という季節に対する感情とまったく同じだ。

 こんなことを考え出してしまうのも、やっぱり春だからなのだろう。家にこもって、不貞寝でもしたい気分である。

 「春眠暁を覚えず」という言葉を作ったのは、たぶん僕と同じ人種だろう。起きられないのではなく、起きたくないのだ。

 春は寝るにかぎる。寝苦しい夏の夜にそなえてたっぷり寝ておこう。




―――――告知―――――

【窓枠お笑いライブ】

【日時】
3/22(金)
開場:19:30
開演:20:00

【場所】
ライブハウス窓枠
(静岡県浜松市中区板屋町100-10)

【出演】
fuji2
信長マスター
さくらん池田
ぶどう
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
一般1,000円
高校生以下500円
(当日券のみ)



【浜松南 星座館ライブ】

【日時】
3/30(土)
開演:13:00 

【場所】
浜松南 星座館
(浜松市南区米津町579) 

【出演】
fuji2 
音速ストリーム
(敬称略・順不同)
【備考】
入場無料ですが、飲食物のオーダーをお願いします。


【静岡よしもとライブ】

【日時】
4/24(水)
開場:18:30  
開演:19:00

【場所】
江崎ホール 
(静岡市葵区七間町8-20 毎日江崎ビル9階)

【出演】
カズ&アイ
ジューシーズ
デニス
音速ストリーム 他
(敬称略・順不同)

【料金】
前売1200円
当日1500円

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