34歳の春。

当時交際していた彼、両親に挨拶にまで来てくれた彼から音信不通にされた失恋の物語です。web書籍にもなっておりますのでぜひご覧くださいませハート

信じていた彼から音信不通にされた辛い経験を経て、今は普通にフルタイムで働くワーキングママなんかをやっております。あんなに傷ついた過去の記憶も、今では遠い昔のキラキラした失恋の思い出ですスター

私の過去の痛い記憶が、同じように今、彼との関係に悩んでいる誰かの救いになれば幸いです。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
私は決して、亮に出逢い恋をした事に後悔はしていない。
 
 
彼は私に、沢山の「初めて」を与えてくれた人。
 
 
バーに連れて行って貰った。
お酒の楽しみ方を教えてくれた。
車の運転を教えてくれた。
両親に会ってくれた。
一緒に旅行をしてくれた。
彼の母親に会わせてくれた。
 
 
他にも沢山の、初めて を与えてくれた人。
 
 
彼と一緒だったからこそ感じられた想いも沢山ある。
 
 
20代後半から30代前半の思い出にはいつも、彼が居た。
 
 
毎年、歳を重ねる事に対してネガティブだった私に彼は、
 
イイ女は35過ぎてからだから、まだまだや。
 
と、言ってくれていた。
 
 
女のターニングポイントである、30歳になる年は特に、彼の言葉に救われた。
 
 
彼と一緒に過ごした時間は紛れもなく、幸せな時間であった。
 
 
一緒に過ごした幸せな時間だけを記憶して、良い思い出として心にしまっておこうと思う。