34歳の春。

当時交際していた彼、両親に挨拶にまで来てくれた彼から音信不通にされた失恋の物語です。web書籍にもなっておりますのでぜひご覧くださいませハート

信じていた彼から音信不通にされた辛い経験を経て、今は普通にフルタイムで働くワーキングママなんかをやっております。あんなに傷ついた過去の記憶も、今では遠い昔のキラキラした失恋の思い出ですスター

私の過去の痛い記憶が、同じように今、彼との関係に悩んでいる誰かの救いになれば幸いです。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

その日を境に私達は、いわゆる恋人同士みたいに?今仕事から帰った だとか、何でもないような事を報告し合ったりしていた。

 


 

 


 

 

亮は付き合いだすと案外、私の予想を裏切って何でもマメにしてくれた。

 


 

 

風邪を引いたと言えば 病院は行ったか?大丈夫か??と、メールや電話をくれた。

 

デートの約束も、不定休な私とはそもそもあまり予定が合わないのに、マメに予定を合わせて提案してくれた。

 


 

 


 

 

わりと自由人で、1人が好きなように見えていたのだが、良い意味で大きく期待を裏切られた。

 


 

 


 

 

亮は車の中やホテルなど、他人の目がない場所に行くと必ず、私に触れたがった。

 

手を繋ぎたい照れ隠しなのか?

 

私の膝や腰にすぐ手を回した。

 


 

 


 

 

友達で居た間は見せなかったような態度や仕草…その全てが私のテンションをどんどん上げた。

 


 

 


 

 

亮との関係さえハッピーなものであるのならば、他の何かが上手くいかなくても全然、気にもならなかった。

 


 

 


 

 

一方で、昔から知っている亮なだけに、このマメさは一時的なものである事も知っていた。

 


 

 


 

 

どんどん上がっていくテンションとは裏腹に、必死で冷静を保とうとしている自分も居た。