教師のやりがいと幸せをつかめていない先生が現状を打破するヒント

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「生徒にもっと感謝されたい」「生徒にもっと慕われたい」
という学校の先生が、現状を打破するためのヒントをお届けします。
最終的に、教師という仕事にやりがいと幸せを感じ、
最高の教師人生を送っていると実感できるようになることを目的としています。

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今日は目標達成の秘訣シリーズ最終回。

心が折れそうになったときの
やる気アップのコツ
をお伝えします。

過去の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください

夏休みの目標を達成する秘訣(その1)
夏休みの目標を達成する秘訣(その2)

ではいきます。


初心を思い出す


きっかけになったものを見たり聞いたりして、
そのときと同じ状況をもう一回体験することで、
やる気を復活させることができます。


習慣化の重要さを思い出す


偉人や成功者の名言の中には、
継続することの重要さを
説くものがたくさんあります。

これらを読むことで、
やる気を復活させることができます。

「才能とは努力を継続する力である」
羽生善治(棋士)

「わたしは天才ではない。
 ただ人より長くひとつのことと付き合ってきただけだ。」
アインシュタイン(物理学者)

「そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。
 誰だってそうじゃないですか。
 つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。
 でも、僕は子供のころから、
 目標を持って努力するのが好きなんです。
 だってその努力が結果として出るのは
 うれしいじゃないですか。」
イチロー(野球選手)

「人生にはカメのような一歩一歩の歩みが大切。
 二歩三歩いっぺんに飛ぼうとすれば失敗する。」
松下幸之助(松下電器創業者)

他にも色々あるので、
自分が気に入るものを
探してみるのも良いと思います。


気力を充実させる


体が疲れていたり、
精神的に余裕がない状態だと、
新たな行動が億劫になってしまいます。

普段から体や心の
メンテナンスをしておくことが大切です。

具体的にはこんな方法があります。

○睡眠を十分とること

○余計なことにエネルギーをとられない

例えば、朝家を出るのがギリギリだと、
それだけで満員電車と時間の切迫感でエネルギーを消費します。
余裕を持って出勤すれば、勉強したり、
移動中に色々なことに思考を巡らしたりできます。

○普段から情けないことはしない

引け目を感じるような行動をとってしまうと、
そのことが心のどこかにひっかかり、
心のエネルギーを奪っていきます。

逆に言えば、”人として”やってはいけないことをやらない限り
「情けない」「恥ずかしい」と思う必要はありません。

他人の目を気にして、
他人と比べて、成績が良くなろう、
偉くなろうといった考え方、
価値観で生きていると、
プレッシャーに負けてしまったり、
アガってしまったり、
余計なことを考えてしまったりするのです。

寝坊しないとか、
約束を破らないとか、
思いやりがあるとか、
普段からしっかりやっていれば、
情けないことなどなくなり、
堂々としていられます。気力も充実してきます。

○休憩をこまめにとる

○気力を使い果たさないで残高を残す。

頑張りすぎてはいけません。
次の日に気力を温存しておくぐらいにしましょう。


大切な人にやる気を出してもらう


その人のためなら頑張れるという人がいる場合は、
その人に会ったり、電話したり、
その人の写真を見るといいと思います。

それか、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、
その人にやる気が高まりそうなフレーズを録音してもらい、
それを聞くのも良いと思います。


以上で「目標を達成する秘訣」は終わりです。

ぜひ夏休みを有効活用して、
一皮むけた先生になってください。


P.S.
夏休みの目標として、
これに取り組んではみては
いかがでしょうか?

詳しくはこちらをクリック

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昨日に引き続き、
夏休みの目標を達成する秘訣について
お話をします。

昨日の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください

昨日の記事はこちらをクリック

まず、昨日の復習です。

行動の習慣を変えるときの
やる気の波は次のように言われています。

【01日~07日】反発期(やめたくなる時期)
【08日~21日】不安定期(新しい習慣に振り回される時期)
【22日~30日】倦怠期(飽きてくる時期)

それぞれの期間に適した、
行動を続けるための工夫をすることが
1ヶ月間を乗り切る秘訣です。


【01日~07日】反発期
(やめたくなる時期)


決意してから2~3日後、
上がっていたテンションが元に戻ったときが一番危険です。
我に返り、以前の自分に戻ろうとします。

いわゆる「三日坊主」で終わらないためには、
行動している、前に進み始めたと実感できることが重要です。

・どんなに小さくてもよいので、とにかく行動すること

ズーニンの初動の4分間法則「とりあえず4分動く」

物事は最初の4分間、
初動の4分間が決め手です。

一度動き出せば、だんだん乗ってきて、
どんどん加速がついていきます。

どんなに疲れていても、
そのときにできる小さな一歩を設定して動きましょう。

・実践したことや毎日の変化を記録して、
 実感できるようにしておく


手帳やノート、スマホなどに
簡単に記録するようにしましょう。

すぐに成果は出ないので、
最初は成果ではなく、
どのくらいやったかに焦点を当てて
記録するようにしましょう。

ただし、記録すること自体が
習慣化の妨げにならないようにすること。

最悪○×で記録するだけでもよいです。

後から見た時に、
行動が積み重なっていることを
実感出来るようにしておきましょう。

・少しでもやればやったことにする

スケジュール帳に予定として入れていたものの、
何らかの要因でいきなり計画どおりにいかないこともあるでしょう。

そこでやっぱりだめだと思ってはいけません。

ほんのちょっとでもやってみて、
それでOKとしましょう。

内容はどうであれ、
とにかく行動する事を重視してください。


【08日~21日】不安定期
(新しい習慣に振り回される時期)


始めてからしばらくすると、
計画した行動がしっくり来なくて
違うやり方で試してみたくなったり、
成果が気になりだしたりします。

確実に継続させるために
色々と試行錯誤をしてみましょう。

・いろいろな行動を試してみて、
 しっくりくるものに絞り込んでいく


最初はベストと思っていた行動も、
やっているうちに「ちょっと違うな」と感じることがあります。
行動すること自体が苦ではなくなってきたら、
内容を試行錯誤してみましょう。

・行動の選択肢を増やす & ポイント制の導入

いつもは簡単にできることも、
そのときの気分や調子によって
億劫に感じられることがあるでしょう。

そんなときのために、
行動のレパートリーを増やしておくとよいです。

そして、ひとつひとつの行動に対して点数を決めておき、
一週間で何ポイント以上取ることを目標にする、
というゲームっぽさを取り入れてもよいでしょう。

こうすることで、
選択肢の中からその時の自分にとって
最もしっくり来るものを選ぶ自由度が生まれますし、
ポイントを積み上げていくという目に見える目標もできるので、
そこに張り合いが生まれます。

・行動や成果を棒グラフで見える化する

行動すること自体が苦ではなくなってきたら、
成果にも焦点を当て始めましょう。
行動や成果が蓄積されてきたら、
棒グラフにしてみましょう。

これまでやってきた行動や成果が
目に見えて現れてくるとやる気も向上し、
良いサイクルに入ることができます。

今後はこれを見ながら成果を確認し、
効果が現れてこない場合、原因を追求し、
行動を修正していくことができます。


【22日~30日】倦怠期
(飽きてくる時期)


行動することに慣れてくると、
飽きてくる場合があります。

特になかなか成果が見えてこない場合、
面白くないのでやめたくなってきます。

・変化をつける

少し変化を加えてみましょう。
例えば、勉強であれば場所を変えたり、
題材を変えたりするなどです。

・次の習慣化を計画する

次のワクワクする習慣化を
探してみるのもよいでしょう。

これを乗り切れば
さらに1つ上のレベルに上がれると考えられれば、
やる気も復活してくるでしょう。


このように、
継続するコツは色々あるので、
自分に合ったものを取り入れてみてください。


P.S.
夏休みの目標として、
これに取り組んではみては
いかがでしょうか?

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昨日は、
なぜ夏休みの目標を立てるべきなのか?
という話をしました。

昨日の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください

昨日の記事はこちらをクリック

今日はその続きで、
習慣を変えるときのポイント
ついてお話します。

行動の習慣が身につくまでの
1ヶ月間を乗り切るためには、
次の3つのポイントを押さえておく必要があります。

ポイント1:『きっかけ』をしっかり捕まえる


新しいことを始めよう、悪い習慣をやめようという
「きっかけ」は、習慣を変える原動力です。

このきっかけをはっきりと意識しておくことで、
スタートの勢いがつきます。

また、途中で心が折れそうになったとき、
初心に変えることができるようになります。

具体的には次のことをやっておきます。

1.達成した先にある
 「心の底から欲しているものや状態」をイメージし、書き出す。


 例)残業が減り、家族と過ごせる時間が増え、妻や子供が見なおしてくれる
 例)お金が残るので、子供が行きたがっていた○○に行くことができる

2.達成しなかった場合に待っている
 「最悪のケース」をイメージし、書き出す。


 例)仕事をクビになるかもしれない。そうしたら家族を養っていけない。
 例)厳しい労働状態が続き、体を壊すかもしれない。

3.「きっかけ」になったものを残しておき、
 いつでも見られる状態にしておく


 ・家族で行った旅行の写真
 ・彼氏、彼女にもらったプレゼント
 ・テレビや映画、本
 ・誰かに言われた一言


ポイント2:習慣化を計画する


どんなにやる気があっても、それはせいぜい2~3日です。
やる気があるうちに、習慣化の計画をしてしまいましょう。

計画のポイントを挙げておきます。
ちょっと数が多いですが、
チェックリストとして活用してください。


□「自分がイメージする自分」と
 「実際の自分」の差をちょっとだけにする


 例えば、ジョギングの習慣をつける場合、
 「フルマラソンを完走している自分」と
 「これから走ることを始める実際の自分」を比べてはいけません。

 現実と理想があまりにもかけ離れ過ぎていると、
 辿り着けない気がしてやめたくなってきます。

 最初から42.195キロ走ることを見るのではなく、
 まずは15分走れるようになる、
 それが苦にならず当たり前になったら次は30分走れるようになる、
 それが当たり前になったら次は45分走れるようになる、
 というふうに
 「あともうちょっと頑張れば普通に届く気がするという目標が、
  常にちょっとずつ遠くに離れていく」
ようにしましょう。

 小さな目標達成の連続になるようにすることがポイントです。


□行動のハードルを下げる

 スタートするときはやる気がみなぎっているので、
 高すぎる目標を設定しがちです。

 しかしそれでは2~3日しか持ちません。

 行動を習慣化するには、
 時間をかけて、何度も何度も繰り返すことが必要です。
 「続けること」が最優先です。

 最初は物足りないぐらい小さく始め、
 慣れてきたら少しずつハードルを上げていけばよいです。


□できるだけ日常に組み込む工夫をする

 習慣化のための行動は、
 日常の中に組み込み、
 やる気に左右されず実行できるように計画することが大切です。

 例)「ながら習慣」にする
 お風呂で読書、移動中は音声学習。
 身につけたいことを読み上げて、
 ボイスレコーダやスマホに録音して
 流し聴きする方法がおすすめです。


□自分に合ったスタイルで実行する。

 学びと同様、人それぞれ自分に合った行動のスタイルは異なります。
 自分に最も合うスタイルを見つけましょう。

 ○見る・聴く・書く・話す・歌う・体を動かす
 ○アウトドア派/インドア派
 ○飽きっぽい/一途
 ○みんなでやる/ひとりでやる


□シンプルな行動にする

 複数の行動を組み合わせてしまうと、
 全部やるのが大変になって挫折しやすいです。

 欲張って色々なものを
 取り入れ過ぎないようにしましょう。


□自分が100%コントロールできる目標にする

 例えば、テストで「80点を取ること」を目指す場合、
 結果である点数に焦点を当てても、
 試験の難易度はその時々で異なりますし、
 結果自体はコントロールすることはできません。

 目標にする場合は、
 その点数を取るために必要なことを
 どれだけやるかを目標にしましょう。

 最初は問題集を毎日10問、
 それが苦ではなくなったら15問、
 その次は・・・。
 このように、自分でコントロールできるものを目標にしましょう。


□目的と行動を合わせる

 英会話を学びたいのに、
 英字新聞を精読している。

 ビジネスで使える英語を学びたいのに、
 イソップ物語で勉強している。

 読解の基礎を学びたいのに、
 難しすぎる記事に出てくる単語を全部覚えようとする。


□「チェックリスト」を作成する

 行動はチェックリストの形で管理しましょう。

 頭の中だけでやっていると、
 忘れてしまったり、思い出すのに苦労したり、
 うまく習慣化できません。

 目に見える形でやることを管理しておき、
 毎回それに従うことで、
 もれなく確実に定着させることができます。


□「ライバル行動」にもアプローチする

 ある行動には、ほとんどの場合、
 それを邪魔する「ライバル行動」があります。

 増やしたい(減らしたい)行動とライバル行動の両方を
 上手にコントロールすることが。習慣化するポイントです。

 例えば「貯金」を習慣にするには、
 ライバル行動になっている「浪費」を抑えなければいけません。


□家族や友人に協力をお願いする

 自分ひとりでは心が折れそうになるときもあるでしょう。
 親しい人に「一緒にやってもらう」「励ましてもらう」などの
 お願いをするとよいでしょう。


□計画を守れない時のための特別ルールをつくっておく

 せっかく立てた計画も、体調を崩したり、
 急用が入ったりして守れない時があるでしょう。

 特に
 「毎日英語を2時間勉強する」
 「参考書を今月中に終わらせる」
 のような目標は要注意です。

 「毎日」というのはかなりハードルが高いですし、
 「期限」を決めてもなんだかんだ言って
 その期限がズルズルと延びていきがちです(仕事では無いですし…)。

 一度計画からずれてしまうと、
 それを取り返せないような気になってしまい、
 やる気が無くなったり、
 行動自体をやめてしまうことにつながったります。

 そもそも物事は計画どおりに行くことのほうが珍しいので、
 少しぐらいの計画とのズレは最初からあるものとして、
 そういうときのための特別ルールを用意しておきましょう。

 例)原則毎日2時間やるが、睡眠時間が減ってしまう場合、
   睡眠時間が減らない範囲でやる、体調が悪い場合はやらない。
   不足した時間は通勤時間や休日に補う。


□ご褒美や罰を設定する

 ・〇〇ができたら友人から○○をおごってもらう(ご褒美)
 →自分の中だけで決めたルールだと
  自分で破ることができるので、
  だれかに協力してもらう。

 ・職場の全員に半年で10キロ減を宣言する。(やめられない状況作り)
 →なるべく多くの人、信頼を失うと困る人に宣言する

 ・できなければ忘年会の費用を全部持つ!(罰ゲーム)

 ・スポーツジムを2年間契約する(続けざるを得ない状況作り)

 ・達成した後のことを先に約束(予約)してしまう
  (目的の強化+やめられない状況作り)


□感情をごまかすための手段を用意しておく

 習慣化を阻む最大の敵は感情です。

 新しい行動をやりたくない、
 やめたい行動がやりたいという感情が
 起こることもあるでしょう。

 しかし、感情というものは一時的なものです。
 もしそうなった時に、
 それをごまかす手段を考えておきましょう。

 しばらくすればその感情はどこかへ消えてしまうはずです。

 例えば、ダイエット中に甘いものが無償に食べたくなったら
 ・ノンカロリーのゼリーを食べる
 ・飴をなめて感情を落ち着かせる
 ・間食を入れて大きな感情の波を起こさない

 朝起きたくないときは
 ・とりあえずソファでごろ寝をする
 ・ベッドから体だけ起こす
 ・TVをつける

 など小さな行動を移すだけで辛い感情は軽減します。


□スタート時の状態を記録しておく(スタートラインを引く)

 あとから成果が確認できるように、
 行動開始前の状態を記録しておきましょう。
 それがスタートラインです。


□先に時間を確保してしまう

 習慣化の行動は、自分へのアポです。

 時間や頻度を決めたら、
 先にスケジュール帳に予定として入れてしまい、
 これを死守してください。

 その後、他人との用件が発生しても、
 その予定を安易に変えてはいけません。
 その用件は本当に必要なものでしょうか。
 友人からの誘いであれば、
 毎回行かなくても関係は崩れないでしょう。

 自分との約束を守る、これが習慣化のポイントです。


ポイント3:やる気には波があることを理解しておく


始める時にどんなにやる気があっても、
それがずっと続くことはまれです。

脳が変化を嫌うからです。

行動の習慣を変えるときの
やる気の波は次のように言われています。

【01日~07日】反発期(やめたくなる時期)
【08日~21日】不安定期(新しい習慣に振り回される時期)
【22日~30日】倦怠期(飽きてくる時期)

それぞれの期間に適した、
行動を続けるための工夫をすることが
1ヶ月間を乗り切る秘訣です。


ということで次回は
この3つの期間の過ごし方
について書きます。

お楽しみに!


P.S.
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昨日は、
夏休みの目標はもう立てましたか?
という話をしました。

今日はそれに関連して、
なぜ夏休みの目標を立てるべきなのか?
その理由についてお話します。

生徒たちと話す機会がまだあったら、
この記事の内容を伝えてあげても良いかもしれません。


まず、アメリカの歴史家・哲学者である
Will Durantという人が、
アリストテレスの思想をまとめた文章の一節を紹介します。

人格は繰り返す行動の総計である。
それ故に優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である


この言葉知っていましたか?

私ははじめて読んだ時、
なるほどって思いました。

つまり「どんな習慣を持っているか」が
大切だということです。

習慣って変えようと思えば、
変えることができますよね。

だから、悪い習慣を捨て、
良い習慣を身につけた人が優秀な人であり、
良い結果を得ることができるというわけです。

で、この習慣なんですが、
こんなふうに3つに分類することができます。

1.行動の習慣

 勉強、日記、片付け、節約、家計簿など

2.身体の習慣

 ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど

3.思考の習慣

 プラス思考、論理的思考など

この分類の仕方には、
実は大きな意味があるんです。

それは、

習慣を変えるのに必要な時間が異なる

ということです。

習慣化の専門家によると、
こんなふうに言われています。

行動の習慣:1ヶ月

身体の習慣:3ヶ月

思考の習慣:6ヶ月

なぜ夏休みの目標を立てたほうがいいのか?
もうおわかりでしょうか?

そうです。

夏休みは「行動の習慣」を変えるのにちょうどいい期間

なんです。

朝早く起きて勉強しよう。
毎日日記をつけよう。
毎日ブログを書こう。

多くの人が三日坊主で終わるこのようなチャレンジも、
時間的、精神的に比較的余裕のある夏休みを活用すれば、
成功させるチャンスですよ!

このチャンスを逃すと、
そう簡単に習慣は変えられませんよ!


ということです。

2学期が始まったらまた忙しくなって、
習慣を変えてるどこじゃないですよね。

ということで、
まだ夏休みの目標を立てていない人は、
このことを念頭に置いて
ぜひ取り組んでみてください。

次回は、
習慣を変えるときのポイント
についてお伝えします。

お楽しみに!


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もうすぐ夏休みですが、
あなたはもう夏休みの目標を決めましたか?

時間的にも精神的にも
比較的余裕のある夏休みを
有意義なものにするためには、
目標は絶対必要ですよね。

もしあなたがまだ目標を立てていないなら、
今日の記事はおすすめです。

これを読んだら
きっと目標を立てたくなります。

そして、それを達成しようとする
モチベーションが上がるはずです。


これからする話は、
最近話題になっている
ある17歳のお話です。


65キロの育盛、初土俵は1秒で押し倒された!



育盛は「そだちざかり」と読みます。
今行われている大相撲名古屋場所でデビューした力士です。

実は、名古屋場所に出るには、
体重67キロ以上という条件がありました。

しかし、彼は当日の朝
63キロしかありませんでした。


そこで、おにぎりを4個、うどん2杯を食べ、
さらに検査会場では2・5リットルの水を飲んで、
ギリギリ条件をクリアしたそうです。

そんな彼ですが、初土俵は1秒で押し倒されました。
そして翌日、今度は2秒で押し倒されました。

その後、彼はこんなコメントを残しています。

「昨日は1秒だったので、
 今日は2秒土俵にいられることを目標にしました。
 2秒間、頑張れたので良かったです」

さらにこう続きます。

「1秒でも長く土俵に立てるようにしたい」
「2か月後には体重70キロを超えて序ノ口で相撲を取りたいです。」
「次の目標は序ノ口での1勝です」

彼の事、応援したくなってしまいました。

1勝ではなく、
1秒でも長く土俵に立っていることを目標にする。

昨日が1秒なら今日は2秒。


大きな目標を達成するために、
小さな目標を積み重ねていく



もしあなたが目標に向かっていく途中で
心が折れそうになったら、
この「そだちざかり」のことを思い出してください。

体重で見れば、
彼はマイナスからのスタート。

今の相撲の世界で、
彼ほど困難な道を歩もうとしている人は
いないのではないでしょうか?

17歳の彼が頑張っているんです。
あなたも頑張れるはずです。

もちろん私も・・・。


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今回は
日常会話で絶対にやってはいけないこと
について書きます。

最近はコミュニケーションスキルについての記事が続いています。

一般的にコミュニケーションスキルというと、
関係を築きたい人とどうやって関係を築くか
に焦点が当たりがちですが、
私はこちらのスキルも重要だと思うんです。


好きじゃない人と
どうしたら関係を悪くしないで済むか



人間なので、好きな人もいれば嫌いな人もいます。

周りにいる人全員を好きになることは無理でしょうし、
全員に好かれることもまず無理でしょう。

ただ、学校や職場のように、
同じ人と何年も過ごすような環境では、
相手が生徒であれ、同僚であれ、管理職であれ、
嫌われることだけは絶対に避けなければなりません。

どうしてかというと、
まともに話を聞いてもらえなかったり、
嫌がらせを受けたり、協力が得られなかったりと、
全部自分にマイナス要素として跳ね返ってくるからです。


好きじゃない人に好かれる必要は無いが、
嫌われてはならない


これが鉄則です。

では、人はどんなときに嫌われるのか?

不潔、変な癖がある、理屈なしで生理的に受けつけない。

色んな要素があるとは思いますが、
コミュニケーション上の小さなすれ違いが積み重なって、
相手のことを嫌いになるケースは
私の経験上ですが、多いと思います。

日常会話で絶対にやってはいけないこと
を知ることは、
人に嫌われないための良い方法です。

今回はポイントをリストアップするので、
自分の普段の言動を振り返って、
該当するものがないかチェックしてみてください。
(最近の記事の内容と一部重なりますが、復習だと思ってください)

・相手に話す機会を与えず、一方的に話してしまう

・話の途中で相手の言おうとしていることがわかってしまい、
 話を最後まで聞かずにさえぎってしまう

・都合の悪いことを言われると感情的になって
 すぐに言い返してしまう

・「それなら○○さんも同じことを言っていたよ」
 「そんなことみんな知っているよ」
 「今頃そんなことを言っているの」と言う

・「前にも同じこと言っていたね」
 「いつも同じようなこと言うね」と言う

・「というか、○○ということでしょ」と、
 大して変わらないのに相手の言ったことを言い直す

・「要するに」と相手の話を勝手に要約してしまう

・「それは違うよ」「間違っているよ」と頭から否定する

・難しい言葉を大量に使う

・「あなたは○○な人だね」と断定的な発言をする

・聞かれていないのに、
 「こうしたほうがいいよ」とアドバイスする

・聞かれていないのに、
 「それは良くない」「間違っている」と評価する

・聞かれていないのに
 「それはやめたほうがいい」と忠告する


いかがでしょうか?
思い当たるものはあったでしょうか?

自分がされた場合に置き換えてみるとわかりますが、
ここに挙げたようなことをされると、
かなり嫌な気分になります。

チェックリストにして、
定期的にチェックすることをお勧めします。

他にもあると思うので、
気づいたら追加してくださいね。


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先日、生徒と信頼関係を築く方法について書きましたが、
その中で「聴く」ことが難しい
というコメントをいくつか頂きました。

そこで今回は、生徒と信頼関係を築く上でかかせない、
「聴く」スキルを高める具体的な方法をお伝えします。


なぜ「聴く」ことが大事なのか?



日常生活でも仕事でも、
多くの人は自分の話を
しっかりと聴いてもらえていません。

こんなふうに話を邪魔されるからです。

・話を最後まで聞いてくれない

・話を途中でさえぎられる

・いつのまにか相手の話になっている

・聞いてもいないのに、
 「こうしたほうがいいよ」とアドバイスされる

・聞いてもいないのに、
 「それは良くない」「間違っている」と評価される

・聞いてもいないのに
 「それはやめたほうがいい」と忠告される

あなたもこんなふうに自分の話を邪魔されて、
嫌な気分になったことがあるのではないでしょうか?

自分が望む会話が成立しなかったとき、
それは不満やストレスになり、
相手との関係を悪くします。

やっかいなのは、
邪魔をしている本人は、
邪魔をしているという意識が無い
ということです。


つまり、自覚がないうちに、
いつのまにか相手との関係が悪くなっている
ということがあり得るのです。


あなたは普段の自分の会話を
聞いたことがありますか?



もし聞いたことがなければ、
録音して一度聞いてみてください。

そして、先ほど挙げたような邪魔を
自分がしていないか、
チェックしてみてください。

きっとやってしまっているはずです。

2~3日の会話の中で、
もし1度もやっていなければ、
ここから先を読む必要はありません。


では「聴く」スキルを上げる方法を
4ステップでお伝えしていきます。


ステップ1:話の中身を繰り返す


いわゆる「オウム返し」です。

これをするためには、
相手の話をちゃんと聞かなければなりません。

「聴く」ことを意識するには、
まずここから始めるのがいいでしょう。

ただし、毎回全部繰り返していては、
バカにしてるのかと思われて、
かえって関係を悪くする恐れがあります。

繰り返すのは、
何回かに1回にする。
大切だと思ったところだけにする。
というふうに少し工夫しましょう。


ステップ2:話の中味を自分の言葉に置き換える


例えばこのような感じです。

生 徒「学校が嫌いなんです」
あなた「学校に行きたくないんだね」

相手が話した内容を受け止め、
それについて考える習慣をつけます。

これによって、
自分の話を聴いてくれている
という印象を与えることができます。


ステップ3:相手の感情を反映する


例えばこのような感じです。

生 徒「学校が嫌いなんです」
あなた「なんかイライラしているようだね」

何を言っているかよりも、
どう感じているかに注意します。


これによって、
自分のことを分かってくれている
という印象を与えることができます。


ステップ4:内容を自分の言葉で言い、同時に感情を反映する


ステップ2と3の合わせ技です。

生 徒「学校が嫌いなんです」
あなた「学校に行きたくなくて、イライラしているようだね」

これができれば、
生徒は心理的な欲求が満たされ、
あなたのことを信頼するようになるでしょう。


この4ステップは普段から練習できます


相手が家族でも、友人でも、同僚でも、
誰に対しても使えます。

自分がどのステップにいるのかを確認した上で、
今から早速試してみてください。

毎日意識して取り組めば、
夏休みが終わる頃には、
あなたの「聴く」スキルは飛躍的に高まり、
生徒や周りの人との関係が良くなってくるはずです。


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すぐ使える!生徒との信頼関係を築く対話4ステップ

今日はステップ4、
いよいよ最終回です。

過去の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください。

道入はこちら
ステップ1の第一話はこちら
ステップ1の第二話はこちら
ステップ2はこちら
ステップ3はこちら

ステップ3まで終えた時点であなたは、
生徒が困っていることや
悩んでいることを理解しています。

そして、それをどうしたいのか、
どうなることを望んでいるのか
もわかっています。

さらに、
現状とのギャップもわかりました。

ここまでくれば
あとはこれをするだけです。


行動を引き出す



悩みや困っていることを
良い方向にもっていくために、
どんな行動が取れるのかを
生徒から引き出していきます。

このときに重要なポイントがあります。

それは、、、


3つ以上の選択肢を出させてから、
どれを最初に取り組むかを選ばせる


自分で見つけ、自分で選んだ行動は、
実行する可能生が高くなります。

だから、こんなふうに
聴いていくのがよいでしょう。

ゴールに向かってどんな一歩を踏み出せそう?
他にはあるかな?
他にもあるかな?
まだあるかな?(出なくなるまで)
じゃあその中で、
すぐに始められそうなものってどれかな?

もし納得のいく行動が見つかれば、
あとはじっと見守るだけです。


生徒との信頼関係を築く対話4ステップをまとめます


信頼関係の定義:

生徒「先生なら私の期待に応えてくれる!」
先生「◯◯さんならできる!」

このようにお互いが信じ合っている状態

ステップ1:悩みや困っていることを理解するために聴く

ステップ2:生徒が望んでいる状態(ゴール)を聴く

ステップ3:ゴールと現状のギャップを聴く

ステップ4:行動を引き出す

この流れで対話をすれば、
生徒の期待に応えられる可能生は
かなり高くなります。

ただし、これはあくまでも基本形です。

実際の対話が
このとおりに進むとは限りません。

途中で生徒が自分で答えを見つけたり、
何か大切なことに気づくこともあるでしょう。

途中でアドバイスを
求められるかもしれません。

生徒の期待していることが、
悩みや相談事の「解決」とは限りません。

どんな展開になったとしても、
ひとつ覚えておいて頂きたいのは、
生徒に話をさせるように意識することです。

生徒に求められない限り、
聞き役に徹してください。

生徒がだまっていても、
辛抱強く待ってください。


最低5分は沈黙に耐えてください。


それでも生徒の口から何も出てこないようであれば、
こう問いかけてみてください。

先生に手伝えることはある?

と。


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すぐ使える!生徒との信頼関係を築く対話4ステップ

今日はステップ3です。

過去の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください。

道入はこちら
ステップ1の第一話はこちら
ステップ1の第二話はこちら
ステップ2はこちら


ステップ2まで終えた時点であなたは、
生徒が困っていることや
悩んでいることを理解しています。

そして、それをどうしたいのか、
どうなることを望んでいるのか
もわかっています。

生徒の期待に応えるために、
あと何を理解しておけばよいでしょうか?

ちょっと考えてみてください。















それは、、、

ゴールと現状のギャップ



ゴールと現状の間に
どんな問題があるのか、
どんな障害があるのか、

がわかっていないと、
ゴールにたどり着くための
行動を取ることができません。

そこで、

「いまはどんな感じなの?」
「ゴールにたどり着くには何が足りない?」
「目標を達成するのをじゃましているものは?」

といった質問をして、
ゴールと現状のギャップに
焦点を当てていきます。

ここでも、ステップ1で紹介した
3つのテクニックが使えます。

具体的にする。
抽象的にする。
どんどん引き出す。

生徒の話をじっくりと聴いて、
ゴールと現実のギャップが何なのか
理解していきましょう。

ここまでくれば、
生徒が自分で答えや何をすべきかに
気がつくかもしれません


それはそれで良いですよね。

生徒が自分で納得し、
自分の力で解決できるのが、
ベストです。

それに、

先生は私の話を聴いてくれた。
先生に話したことでスッキリした。
先生に話したことで解決できた。

と思うはずです。

これはつまり、
「生徒の期待に応えた」
ということなんですから。


ステップ3のまとめ

ゴールと現状のギャップを理解する。

「いまはどんな感じなの?」
「ゴールにたどり着くには何が足りない?」
「目標を達成するのをじゃましているものは?」

これはゴールにたどり着くためヒントになる。


次回はステップ4
最終回です。

お楽しみに!


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すぐ使える!生徒との信頼関係を築く対話4ステップ

今日はステップ2です。

過去の記事を読んでいない方は、
先にそちらを読んでください。

道入はこちら
ステップ1の第一話はこちら
ステップ1の第二話はこちら

ステップ1で生徒の話を聴いて、
生徒が困っていること、
悩んでいることがわかりました。

あなたなら、
そのあとどうしますか?














「思ったこと」を率直に伝えますか?

自分の経験から考えられる「解決策」を話しますか?

参考になりそうな自分の「経験」を話しますか?






残念ながらこれらはお勧めしません。

たまたま生徒が求めているものとぴったりで、
対話がうまくいく場合もあるでしょう。

しかし、ステップ1の心構えで言ったとおり、
アドバイスや評価は
求められてからでも遅くはありません。


それに、まだ生徒の困っていること、
悩んでいることがわかっただけで、
肝心なことがわかっていません。

それこそがステップ2で
焦点を当てるところです。

というわけで、
ステップ2はこれです。


生徒が望んでいる状態を聴く



ここでいう望んでいる状態とは、

「この先どうしたいのか?」

「最終的にどうなりたいのか?」

といった質問の答えになります。

つまり、目標やゴールですね。

物事がうまくいかない、
あるいは悩んでいるというのは、
言いかえれば、
理想と現実のギャップがあるということです。

生徒の期待に応えようと思ったら、
まず生徒にとっての理想の状態がどんなものなのかが、
わかっていないといけません。

生徒がどこに向かっていけばいいのか
わかっていないのに、
期待に応えることなどできません。



また、目標やゴールが明確であればあるほど、
そこにたどり着く可能生も高まります。

でも、自分が本当に望んでいることって、
意外と自分自身もわかっていないものです。

あなたがいま悩んでいることについて
ちょっと考えてみてください。

自分が本当に望んでいる状態は
どういうものなのか?

自分は本当はどうしたいのか?

はっきり意識できていますか?

きっと、曖昧なまま
過ごしてしまっているのではないでしょうか?

だから聴いてあげるんです。

「どんなことに困っているかはよくわかったよ。
 それで、この先どうしたいと思っているの?

あとは、ステップ1で紹介した3つのテクニックを使って、
生徒が望んでいる状態を理解していきましょう。

それができれば、
生徒の期待に応えられる可能生が
ぐっと上がります。


ステップ2のまとめ

生徒の悩みや困っていることが理解できたら、
次に生徒が望んでいる状態(目標やゴール)を聴く

「この先どうしたいのか?」
「最終的にどうなりたいのか?」




次回はステップ3です。
お楽しみに!


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