朝起きて、お風呂に入るためにタオルを部屋に取りに行きました。


すると、真っ暗な部屋のなかで、机の上の母の写真だけが光り輝いていました。
それは神様が天から光を与えてくれているかのような、非常に不思議でふんわりとした空間でした。
カーテンも閉まっているのに、なぜ光っているのだろうとよく見てみると、カーテンの端のほんのわずかな隙間から光りが差し込んでいました。


きっと色々な事に追われ、心に余裕がなくなっていた自分を、母が心配してくれたんだろうと思います。


直接言葉を交わすことは二度とできませんが、いつも自分の中に母がいてくれると思うと、頑張らなければと思います。


「産んで、育ててくれてありがとう。」


なかなか言えなかった言葉が、今は自然と出てきます。


残りの人生、約五十年。


お花見も毎年一度行っても、後五十回しか行けないんですね。


幸せを感じながら、悔いのない人生にしたいと思います。