観音峯展望台からの下山後、どこの温泉へ行こうかなあと考えて、天の川温泉センターへ行きました。
天川村は、さほど人口が多くない村ですが、日帰り温泉施設が3つもあります。みずはの湯は天然温泉ではなく薬湯ですが、洞川温泉センターと天の川温泉センターは天然温泉です。あと、洞川温泉には、一部、曜日によっては立ち寄り湯できるお宿がありますが、コロナ禍で変わったかもしれないです。
天の川温泉センターへ初めて行ったのは、もう二十年近く前、アメブロの先輩であり、同級生でもあるO氏とでした。女人禁制を見に天川村へ来て、洞川温泉街の食堂でランチを食べて、天河大弁財天社へ参拝した後の温泉でしたね。
間欠泉のように、間隔をおいて出てくるのが嬉しくて、いつ出てくるかが分からないこともあり、湯口にガッツリ陣取ってしまいました。
浴槽内の腰掛け用の段が1段かと思ったら、もう1段あって、深いほうに座るとちょうど顔だけが出て、浅いほうに座ると半身浴になりました。
そして、浅いほうに長座位で座るのも、空いていてほぼ貸し切り状態だからこそできるんですけど、気持ち良い入り心地でした。
無色透明無味無臭、ツルツル感もあるような無いようなという感じの源泉ですけど、非加熱源泉に触れることができるという点で、天川村の温泉施設の中では、私は天の川温泉センターがいちばん好きです。
露天風呂に浸かっていたら、太鼓の音が聞こえました。
なんだろうかと思いましたが、それは天河大弁財天社から聞こえる太鼓の音でした。そういうところもとても珍しく、好きになりました。