リニューアル間近の天の川温泉センター | 温泉マンもっちいの湯と山話

温泉マンもっちいの湯と山話

山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。


 観音峯展望台からの下山後、どこの温泉へ行こうかなあと考えて、天の川温泉センターへ行きました。
 天川村は、さほど人口が多くない村ですが、日帰り温泉施設が3つもあります。みずはの湯は天然温泉ではなく薬湯ですが、洞川温泉センターと天の川温泉センターは天然温泉です。あと、洞川温泉には、一部、曜日によっては立ち寄り湯できるお宿がありますが、コロナ禍で変わったかもしれないです。


 天の川温泉センターへ初めて行ったのは、もう二十年近く前、アメブロの先輩であり、同級生でもあるO氏とでした。女人禁制を見に天川村へ来て、洞川温泉街の食堂でランチを食べて、天河大弁財天社へ参拝した後の温泉でしたね。


 5年前にリニューアルして、経営者が代わり、材木屋さんが経営しているみたいです。
 そして、また4月15日から名前が変わるらしいです。
 新しい名前は、天の川温泉センター木々の湯。
 チラシ持参で100円引きとのこと。わーいわーい。


 100円引きは10日間だけ、短かっ(笑)



 ご多分に漏れず、脱衣場と浴室は撮影禁止でした。
 なので、休憩室や廊下を撮影しました。


 営業時間と定休日は以下の通りで、同じ天川村の洞川温泉センターと重ならないようになっています。


 山と温泉は素晴らしい組み合わせ。


 ピカピカに掃除が行き届いていて快適ですね。


 脱衣所から先は撮影禁止なので、公式サイトの写真です。
 天井の太い梁が立派です。こういう内湯が大好きです。これはおそらく男湯。


 露天風呂付きです。


 露天風呂も内湯も循環しているのですが、内湯のほうが湯使いはよかったです。というのも内湯には非加熱源泉の投入がありました。


 この男湯の写真の左手前に湯口があるのですが、一定の間隔で、1分間くらい非加熱源泉が出るんです。
 先客2名連れが露天風呂と洗い場を行き来してましたが、内湯には見向きもしないので、湯口に陣取って待っていると、冷たいままの非加熱源泉に触れることができます。
 消毒しているとのことですが、さほど塩素の匂いを感じるわけではないのがよかったです。


 間欠泉のように、間隔をおいて出てくるのが嬉しくて、いつ出てくるかが分からないこともあり、湯口にガッツリ陣取ってしまいました。

 浴槽内の腰掛け用の段が1段かと思ったら、もう1段あって、深いほうに座るとちょうど顔だけが出て、浅いほうに座ると半身浴になりました。
  
 そして、浅いほうに長座位で座るのも、空いていてほぼ貸し切り状態だからこそできるんですけど、気持ち良い入り心地でした。
 
 無色透明無味無臭、ツルツル感もあるような無いようなという感じの源泉ですけど、非加熱源泉に触れることができるという点で、天川村の温泉施設の中では、私は天の川温泉センターがいちばん好きです。

 露天風呂に浸かっていたら、太鼓の音が聞こえました。
 なんだろうかと思いましたが、それは天河大弁財天社から聞こえる太鼓の音でした。そういうところもとても珍しく、好きになりました。