世界遺産の湯の峰温泉つぼ湯 | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 湯の峰温泉公衆浴場はリニューアルしています。以前の昭和な感じの鉄筋の建物も武骨で好きでしたが、ピカピカで木を使っているのは良いですね。
 

 
 お値段はリニューアルしたのかどうか?過去のブログと比較すると、お値段もリニューアルしたことがわかりました。
 
 
 つぼ湯780円→800円。このお値段で、つぼ湯プラスくすり湯か普通湯のどちらかに入れます。
 

 

 

 
 つぼ湯独特のルールがありますが、3年前のことなので、すっかり忘れていました。
 もう一度、説明を聞きました。
 つぼ湯は30分までの貸し切り利用。この日は、1時間待ちで8番の札をもらいました。
 今、5番の方が入浴しており、そろそろ出そうなタイミングらしいです。
 次の6番の方はつぼ湯の手前のベンチで待つルールですが、6番の方が出た時にもし7番の方が居なかったら、次の私たちの番になるらしいです。
 30分までの貸し切りですが、30分もたたずに出る人もいて、サクサク順番が進む場合もあるので、もし待つ間に他の風呂へ入っていたら、抜かされる恐れがあるとのこと。
 
 しかたないので、湯筒を見に行きます。
 
 この日は、たまご、サツマイモを茹でておられました。前に大根を茹でていた人は、「時間がかかる」と言っておられました。
 
 
 この川の流れにユラユラしているデロデロの白いものは湯の花です。
 採取して干して風呂に入れたい衝動に駆られます(笑)
 
 
 手を入れると、温かいです。川なのに。
 
 
 硫黄の匂いが充満する川。
 
 
 民宿や旅館を眺めます。民宿あづまや荘に泊まると、高級感のあるあづまや旅館のお風呂に入れるらしいです。
 
 
 この細長い民宿、ナニコレ珍百景にいけるかな?
 
 
 温泉好きな方が経営されているらしい伊せやさん。
 
 
 川沿いを行きます。
 
 
 狭い道を通るバス。
 
 
 まだ7番の人が待機場所のベンチに座ってました。もう少しウロウロ。
 
 
 この矢印の先は熊野古道。

 
 つぼ湯と書いてある苔むした屋根の小屋がつぼ湯の順番待ちベンチです。

 
 6番のグループは3名。3名が限界かな?
 
 
 よみがえりの物語ですね。
 
 
 気になるゲストハウスがこのジェイホッパーズ。
 
 
 素泊まりしても、夕食のご飯と朝食の温泉粥は出るらしいです。
 
 
 ゲストハウスのチェーン。

 
 ジェイホッパーズは元小栗屋という民宿らしいです。
 
 
 ここは、貸し切り内湯2つ、貸し切り露天風呂1つとのこと。

 
 もう空いたかな?
 7番の方が入浴したので、ベンチへ移動しました。
 
 
 番号札を膝に置いて待ちました。
 
 
 寒いなかかなり待ちましたが、やっと順番がきました。
 わーいわーい。
 
 
 番号札を掛けて入りますが、興奮のあまり、手ブレしまくり。犬で言うところの、うれション(笑)
 
 
 かごは3つ。やはり3名までかな。傘は貴重品なので、中へ入れておきます。登山靴は車の中。
 
 
 足元湧出です。いつもわからないのが、ここの底のどこらへんから湧出しているかです。
 
 
 この写真の左側の底は岩肌がありますが、奥の方はほとんど砂地です。そして、奥に細長い造りで、足を延ばして突っ込むと、壁よりもけっこう奥まで足が入ります。少し怖いくらいに奥まで足が入ります。で、どこから出ているのか、よくわかりません。
 
 
 でも、どこから湧いているのかのポイントはわからないのですが、しっかりオーバーフローするので、けっこうな湯量が出ていると思われます。硫黄の香り、たまご味、つるつる感もあり、青っぽい濁り湯。最高ですね。
 43度。熱いですが、外がものすごく寒いうえ、じっとベンチで30分近く座って待って冷え切っていたので、この温度がベストに感じます。かじかんだ手足に温もりが染みます。力がみなぎってくる感じで、まさによみがえりですね。
 
 
 この文章を読む間もないくらいに、時間が経過。冬なので、着脱に時間がかかることもあり、目いっぱいではなく、余裕を持って25分くらいで上品に出ました(笑)
 
 
 53、5度なんですね。湧出量は不明。

 下の写真は、入浴目線。ああ、思いだしても気持ち良かったです。
 
 
 
 楽しい時間はなぜこんなにすぐに経つのでしょうか?
 
 
 このつぼ湯の入浴料800円で、普通湯かくすり湯にも入れるので、公衆浴場のほうへ移動してびっくり。もう90分待ちになってました。
 水着を忘れて、仙人風呂を足湯だけにしておいて良かったです。早めにチェックインしたいので。