珍しい排水ドバドバのクローズアタック 中房温泉湯原の湯 | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。


 菩薩の湯で長居してしまい、気がつけば16時を過ぎてしまってました。湯原の湯の入浴時間は、9時半から16時。日帰り専用なのでこの営業時間です。
 恐る恐る、湯原の湯に行きました。


 係の方にお尋ねすると、「お湯を抜き始めてますけど、まだ入れるくらいのお湯はありますし、それで良ければどうぞ」とのこと。


 軽食を食べられる休憩スペースも無人。これは、貸し切り状態確定ですね。焦ってピンボケ(笑)


 カゴのみの脱衣所。無人です。


 ドライヤーも備えた洗面所。明るくて、清潔感があります。


 この湯原の湯には、2つの源泉が使用されています。薬師湯1号と古事記の湯。


 どちらも自然湧出というのが素晴らしいです。中房温泉のお湯の力、パワフルですね。


 書いてあるとおり、しっかり硫化水素臭があります。


 湧出温度が違ってますね。細かな数値もいろいろと違っています。


 泉質としてはどちらも単純硫黄温泉。大きな浴槽が古事記の湯。もうひとつの浴槽が薬師湯1号源泉。


 洗い場は屋外のみ。寒そうですけど、冬期休業なので大丈夫なのでしょうか。屋根はあります。



 この下の写真が古事記の湯。残念ながら、源泉が注がれていません。つまり、新しいお湯ではなくて、残り湯なんですが、それでも匂いや味を確かめたいのは、温泉好きの性ですね(笑)
 想像通り、薄いたまご臭、薄いたまご味、少しツルツル感。気持ち的に鮮度が気になり、飲みません(笑)


 下の写真が薬師湯1号源泉。こちらはなぜかわずかに投入がありましたが、排湯が多くて見るからにお湯が減ってました。
 こちらも、ほぼ同じく、薄いたまご味、薄いたまご臭がありましたが、ただ、湯口からのお湯を味わえたのが嬉しかったです。
 


 でも、露天風呂の雰囲気としては、古事記の湯源泉の広い岩風呂の方が好きです。
 


 行き過ぎたクローズアタックで、源泉かけ流しというより、絶賛排水ドバドバ中(笑)
 宿泊者が、この湯原の湯の本来の姿を満喫するためには、もう1時間くらい前のクローズアタックか、翌朝のオープンアタックが良いでしょうね。

 中房温泉から燕岳のコースタイムを考えると、早朝に下山する人は少ないでしょうし、登山前に温泉に入る人は少ないと思います。私は入りますけど(笑)

 ぬるめが気持ち良いうえ、誰も来ないのが確実なので、貸し切り風呂のように楽しめたのはラッキーでした(笑)


 夕食の6時まで、まだまだ温泉巡りに励みます。